東名高速・蛯名SA付近にて、シャコタン仕様に違法改造されたトヨタ・クラウン/マークXがノロノロ並走…一方でこのニュースを公開したメディア/マスコミの取り上げ方も悪質だと考えるその理由【動画有】
まさか令和に入って首都高でシャコタン&ハコ乗りするとは…
2021年に入り、自動車による危険運転やあおり運転、自動車事故などが多発し問題となっていますが、そういったなか、今回首都高速道路・湾岸線においてとんでもない運転を行う3台の危険車両が目撃され大きな話題となっています。
2021年2月22日の夜、首都高速道路・湾岸線のトンネル内を走行していたドラレコ撮影車に映ったのは、シャコタン等の不正改造が行われた車両で、なかにはナンバーなども装着していない悪質且つ危険な車両なども走行していたとのこと。
一体どのような危険運転を行っていたのか、早速チェックしていきましょう。
覆面パトカーを装った偽改造車
まずは首都高速道路のトンネル内にて、トランク辺りに何やら赤色灯のようなものが点灯しているのが確認できますが、これは覆面パトカーではなく、不正改造車に装着された赤色灯(パトライト)。
つまり覆面パトカーのように見せた、非常に悪質な偽改造車両になるわけですが、最近ではこういった偽パトカーを走らせたYouTuberが書類送検されたり、一方でフランスではホンダ・シビック・タイプR(Honda Civic Type R)の警視庁ポリスカーに改造したレプリカモデルを走らせたことで逮捕されるなどの事件がありました。
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おそらく今回の不正改造車両たちも同様で、警察の捜査次第では書類送検もしくは、悪質且つ危険な運転行為により逮捕される可能性も高そう。
まさかこの時代に昭和のあの走りを披露するとは…
赤色灯を点灯させながらも、今度は何やら怪しい動きが…
このあと危険運転を繰り返す3台の不正改造集団がとんでもない行動に!
おいおいマジか…
何と首都高のトンネル入り口辺りから、ハコ乗りで走行する姿が…
ところでハコ乗りとは何ぞ?
ちなみにハコ乗りとは、クルマの窓から身を乗り出してドアに座ったりすることを意味しますが、昭和の暴走族が一種のパフォーマンスにて行っていたこともありましたね。
ですが、あまりにも危険すぎる運転行為ですし、こういったことを高速道路にて行うこと自体問題外。
しかもハコ乗りした状態にて、恐らく左足でアクセル操作+左手でハンドル操作をしているものと予想されますが、その状態にて右側車線を走行するSUV車両に接近する危険行為を繰り返すなど、とても見るに堪えかねない状況に。
ハコ乗りはシートベルト未装着での運転行為のため違反
間近で見てみるとこんな感じ。
純粋に「よくこんなことを高速道路でやろうと思ったな」と思うばかりですが、これだけスムーズに運転操作ができるということは、恐らく普段からハコ乗りしている恐れもあり、首都高でもたまたま目撃されていなかっただけで、今回のように高速道路などでも頻繁的に行っている恐れも。
ちなみに、クルマの窓から身を乗り出すようなハコ乗りは、2016年3月に撮影された以下の動画より、安倍前総理車の警護のため警察車両が他車の割り込みを防止するためにハコ乗りしていたことも大きな話題にもなりましたね。
本来であればハコ乗りは危険行為のため違反になりますが、以下の動画のように道交法の第26条の3の2より、警護目的だったり、選挙カーを用いてハコ乗りすることは違反基準の例外となっています。
その後も暴走集団はハコ乗りだけでなく煽り運転も繰り返す
話は首都高・湾岸線の危険運転に戻りますが、3台の不正改造車両は、ハコ乗りした後に蛇行運転を繰り返し、トラックや乗用車を標的にして車間距離を詰めるあおり運転を繰り返しています。
もはややりたい放題の危険車両たちですが、これだけドライブレコーダーが普及しているにも関わらず、何の躊躇もなく危険運転を繰り返すことのできる神経は全く理解できませんが、なぜこうしたトリッキーな技術を良い方向で活用できないのかが不思議。
なお赤丸の車両はナンバーも装着していないとのことから、整備不良でいつ故障してもおかしくないような改造をしている恐れも。
まさに昭和の暴走族が令和にタイムスリップしたかのようなとんでもない問題ですが、警察はこういった問題が二度と起きぬように一刻も早く捜査を進めてほしいところです。