テスラ大丈夫か!ビッグマイナーチェンジ版・新型モデルS/モデルXに設定可能なナイトライダー風・ヨーク型ステアリングの認可が下りていない模様

やはり奇を衒うステアリングはそう簡単に販売できないのかもしれない

2021年2月より発表・発売されたテスラのビッグマイナーチェンジ版・新型モデルS(Tesla New Model S)/モデルX(New Model X)について、このモデルより採用されるナイトライダー風のヨーク型ステアリングが大きな話題となっていました。

既に実車に装着されている画像が拡散されるなど、その注目度は非常に高いものの、このヨーク型ステアリングに関して発売直後から大きな問題に直面しているようです。

一体どのような問題なのか、早速チェックしていきましょう。


アメリカでは未だ判断できない状態だが、イギリスでは特に違法性は無いようだ

海外カーメディアCARSCOOPSの情報によると、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)とテスラのやり取りの中で、未だこのステアリングの認可が降りていないとのことで、まだまだNHTSAによる合法性に関する調査が進められているそうです。

既に数多くのユーザーより先行予約が入っていて、メーカーオプション扱いとなるヨーク型ステアリングを設定する顧客も多いとのことですが、NHTSAの声明によれば、「連邦自動車安全基準を満たしているかどうかを、未だ判断できていない」とのこと。

ただNHTSAも、テスラの先進的なテクノロジーや独創性を高く評価していて、積極的に採用できるように取り組んでいるとのことですが、この認可が下りない限り前に進めないのが現状。

ちなみにAutocarの情報によれば、イギリスでは、道路上で使用される車両に装着されるステアリングシステムのレイアウトと、性能に関する統一規定を確立するもので、ステアリング形状に関する細かい規定は無く、頑丈に取り付けられていて、遊びが最小限であれば問題と指摘しているようです。

日本仕様でもメーカーオプションとして選択可能なヨーク型ステアリングですが、確かに先進性に加えてレーシングモデルのような躍動感を与えてくれるデザインではあるものの、ハンドルの取り回しや低速時・駐車時の操作に誤りが見られる恐れもあることから、そもそも販売できるのかどうかという疑問もあるようです(車検も通るのか心配)。

発売直後からヨーク型ステアリングのデザイン・仕様に変更あり?真円タイプのステアリングはあるの?気になる続きは以下の次のページにてチェック!