【日調査】2020年最も盗難被害(盗まれた)の多い車はトヨタ・ランドクルーザー。フルモデルチェンジ版・新型ランクル300では指紋認証システム導入で被害件数を減らせるか?
何と上位13台中12台が、トヨタ/レクサスという事実
一般社団法人日本損保保険協会のプレスリリースより、「第22回自動車盗難事故実態調査」結果が発表されました。
定期的にニュースなどでも報道されている自動車盗難被害ですが、先にネタバレしてしまうと、2020年最も盗まれた車両はトヨタ・ランドクルーザー200(Toytoa Land Cruiser 200)で、しかも2回連続でのワースト記録と言う不名誉な記録となってしまいました。
なお日本損保保険協会の実態調査結果によると、車両本体盗難1件あたりの平均支払い保険金は406.2万円と増加傾向にあるようで、盗難被害の時間帯としても、ほとんどが深夜から朝方にかけて、そして盗難発生場所は(自宅&契約含む)屋外駐車場が約78%と非常に狙われやすい状況にあります。
こういった概要をもとに、2020年最も盗まれた車両ワーストランキングの詳細をチェックしていきましょう。
不名誉ながらもランドクルーザー/レクサスLXがダントツのワンツーフィニッシュ
早速、2020年に盗まれた車両ワーストランキングは以下の通り。
【車名別盗難状況(2020年11月調査、日本損保保険協会調べ)】
1位:トヨタ・ランドクルーザー・・・25件
2位:トヨタ・プリウス/レクサスLX・・・22件
4位:レクサスLS・・・12件
5位:トヨタ・クラウン・・・9件
6位:トヨタ・アルファード/レクサスIS/レクサスRX・・・5件
9位:トヨタ・ハリアー/日産スカイラインGT-R・・・4件
11位:トヨタ・ヴェルファイア/ハイエース/マークX・・・3件
以上の通り、最も多く盗まれた(盗難被害の多い)車両はトヨタ・ランドクルーザーで、その次がニュースでもとにかく話題になったレクサスLXやトヨタ・プリウス。
しかもこういったランキングを見ていくと、上位13台中12台がトヨタ/レクサスというランキングにて構成されていることから、ブランド力の高さや認知度はもちろんのこと、「盗みの対象になりやすい・盗みやすいブランド」というイメージも付いてしまうのが非常に残念なところ。
ちなみに盗難発生場所の割合については、屋外の契約駐車場が40.5%と最も多く、自宅の屋外駐車場も含めると77.8%にも到達するとのことで、容易にランクルやレクサスLXを屋外駐車するのは適切ではないということに。
とはいえ、そう簡単に屋内ガレージを作ったり、地下駐車場や賃貸ガレージを契約するにもお金がかかるわけですから、盗難対策グッズを利用するのがベストな選択に。
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