シンガポール市場向けとなるフルモデルチェンジ版・日産の新型ノートe-POWERが完全リーク!日本市場向けとは異なるホイールと内装がかなりイケてる件
実は内装も日本市場向けとは若干異なるようだ
そしてここからは、シンガポール市場向けとなる日産の新型ノートe-POWERの内装をチェックしていきましょう。
Premiumグレードでは、本革シート&本革巻きステアリングホイール、9インチナビゲーションディスプレイが標準装備になっているため、特にこれといったメーカーオプションやディーラーオプションが無いのは嬉しい所ですね。
こちらが本革巻きステアリングホイール。
ただしよ~く見てみると、ステアリング上部にはプロパイロット(ProPilot)スイッチが一切設けられていません。
実はシンガポール市場向けに関しては、プロパイロットのオプションが一切なく、そもそも高速道路が僅か148kmの距離しかないため、レーダークルーズコントロール機能などは一切不要なんですね(あったとしても使い道がない)。
この点はシンガポールの道路事情を鑑みて、敢えて搭載せずに価格帯を抑えるという日産側の配慮ではないかと考えています。
シートは余分なステッチを縫合しないシンプルな本革タイプ
そしてこちらが本革シート。
シートカラーはシンプルなオールブラックですが、本革といえども日本市場向けのように、座面サイドまでステッチが縫合されていないのはグッド。
ちなみに日本市場向けの本革シートはこんな感じ。
かなり手の込んだステッチが縫合されていますが、正直ここまでの完成度は求めておらず、もう少しツルンとしたシンプルな表皮を希望としていましたが、先ほどのアルミホイールとシート表皮含め、シンガポール市場向けの方がかなり魅力的。
後席ももちろん本革タイプとなりますが、最も残念なのは後席専用アームレストが装備されていない事でしょうか。
シンガポール市場向けの車両本体価格はとにかく高額!一体ナゼ?
最後に、シンガポール市場向けの新型ノートe-POWERの価格帯ですが、2021年3月17日午後12時までに契約すると、最大50,000kmまでの無料サービスパック付きの特典が付くとのことで、その価格帯は驚愕の約806万円(99,800シンガポールドル)からとなります。
上の金額を見て、「えっ?…806万円とか高過ぎじゃない?」と思われる方も多いと思いますが、シンガポールでは自家用車の購入制限が非常に厳しく、ホンダ新型フィット4 e:HEVで約752万円から、トヨタ新型ハリアーで約1,250万円ほどの超高額車両となります。
その背景には、政府の交通政策にあるとして、非常に小さなマレー半島の先っぽにある小さな島に約500万人以上の人口が集中しているため、そこで全員が車を所有すると大渋滞になってしまうわけですね。
そのため政府は、自動車の購入に加えて超高額な税金をかけて制限することで、公共交通機関の利用を促しています。
なおシンガポールにて自動車を購入するとなると、以下の税金が加味されることから、例え200万円ぐらいのコンパクトカーでも1,000万円近くにまで跳ね上がる仕組みになっています。
・輸入税(関税)…車両本体価格×20%
・商品サービス税…(車両価格+物品税)×7%
・登録料…S$140
・追加登録料…車両価格×100%Via:https://car-me.jp/
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Reference:Sgcarmart.com