「新型レクサスISの庶民化」というカーメディア記事について考えてみる。リヤウィンカーの豆球の背景を知らずして”庶民化”と言い切って大丈夫?

リヤウィンカーのLED化は、そこまで簡単なことではない

これは実際にレクサス開発陣が語ったものではありませんが、(あくまでも私の考えで)同じハウジング内にあるリヤコンビランプにおいて、LEDテールランプとLEDウィンカーが明るすぎると、後続から見てウィンカーが見づらいといった問題が生じます(車検でも引っ掛かる恐れがある)。

こういった問題を解消するために、ウィンカー位置を低いところに設けるといった方法があり、それを採用しているのがトヨタ新型ハリアー(Toyota Harrier)なんですね。

但し、この方法はあくまでもクロスオーバーやハッチバック系、軽自動車に採用されているケースが多く、車高低めのセダンやクーペ系ではほとんど採用されていないのではないか?と思うんですね。


ウィンカーを低い位置に移行してしまうと、今度は低すぎて車検が通らないという問題も

一時期、先代のトヨタ86のウィンカーが下部に設けられていたことがありましたが、86のようにカスタム/改造されやすいモデルになってくると、どうしても車高を落とす方が多くなり、そうなると今度はウィンカーの位置が低すぎて車検に通らないといった問題が出てくるんです(一時期話題にもなった)。

っというのも、ウィンカー位置は平成18年生産車以降から「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示第137条4の五」より「地上からウィンカー位置は350mm以上、フォグランプは250mm以上、最低地上高は900mm以上」と定められているため、仮に新型ISのリヤウィンカーをLED化し、更に下部に設けようとなると車検の問題が出てくるので、レクサスとしても「同じ問題に展開しないように」リヤコンビランプ&豆球にしたのではないか?と考えています。

こういった様々な背景や問題などが考えられることから、一概にコスト低減を目的に豆球化したとは言い切れず、更には”格下げ”と表現するのも非常に残念。

プレミアムコンパクトセダンの開発背景に”庶民化”は含まれていない

先述にもある通り、確かにユーザー目線で考えたら不満に思う部分でもありますし、これだけカッコいいデザインで、おまけに受注ストップするほどに爆発的な人気を得ているほどですから、今回の新型ISの完成度は相当に高いため「何でリヤウィンカーだけ豆球なんだよ!」と疑問に思うのは仕方ないところ。

ただそうやって疑問に思うのはユーザー側が思う事であって、わざわざ公式メディア/ネットを通して語るほどのことではなく、「豆球化」の背景を語らずしていきなり”庶民化”と言い切るのは違うと思うんですね。

ちなみに、新型ISのリヤウィンカーLED化については、既にアフターパーツメーカーのシンクデザインさんでも対応していますので、LED化を検討されている方は、以下の関連記事にて一度チェックしてみては如何かと思います。

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私の新型IS300 F SPORT Mode Blackに関する納車後インプレッション/燃費/メンテナンス/維持費などのはコチラにてまとめております。

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Reference:WEBCARTOP

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