レッドカラーのフルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルを実車インプレッション!4WDモデルだが”アレ”は付いていないようだ

高品質装備も充実の新型ヴェゼルを引き続きインプレッション!

引続きホンダ新型ヴェゼルをインプレッションしていきましょう。

サイドビューも見慣れてきた感はあるものの、改めてマツダ新型MAZDA3のようなファストバックスタイルをそのままリフトアップし、更にフロント・リヤフェンダーを艶有りブラックに仕上げることで高級感を加味したスタイルは新鮮。

リヤテールゲートの張り出しが従来のSUVとは異なり、欧州のクーペSUVっぽさを演出していますが、テールゲートの張り出しはルーフの洗車時に非常に邪魔になるので、メリットデメリットがあるのは仕方ない所。

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ちなみに足元には18インチの艶有りブラックと切削光輝シルバーのデュアルトーンアルミホイールに、パフォーマンス&品質重視のミシュラン製プライマシー4(Michelin Primacy 4)タイヤを装着。

濡れた路面にも強いプレミアムコンフォートタイヤで、且つ日本市場にて求められる静粛性・快適性(パターンノイズを約6%低減)を追求しているため、コンパクトSUVでここまで高いを質感を求めてくる辺り、ホンダの新型ヴェゼルにかける強い想いが伝わってきます。


えっ?ウィンカーはシーケンシャルと点滅に切り替えられるの?

ヘッドライト周りも精悍な造りになっていて、LEDデイライトが反転するような形でLEDウィンカーが点滅。

ちなみにe:HEV Z/e:HEV PLaYでは、流れるタイプのシーケンシャルウィンカーが標準装備となっていますが、どうやらナビゲーションディスプレイの「ライティング設定」にて、点滅タイプとシーケンシャルタイプに切り替えが可能との噂もあるため、この点も実車にてインプレッションしたいところです(これが事実であれば、純正でウィンカーシグナルの切り替えができるのは国産車では初かもしれない)。

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マルチビューカメラ有りでも耳たぶは排除されない

ちなみにこのモデル、メーカーオプション扱いとなるマルチビューカメラシステム+プレミアムオーディオシステムが装備されていて、サイドアンダーミラー(別名:耳たぶミラー)の下部にカメラが設けられます。

そのため、マルチビューカメラシステムを装備していても・していなくとも、耳たぶミラーが装着されることに注意。

どうしても見てくれが悪くなってしまいますが、ウェストライン位置が高く、運転席から助手席側の沿道を見ることが難しくなっているため(セダンやクーペ、ハッチバックなどは視点が低いため耳たぶミラーは不要)、それを上手く解消するためにサイドアンダーミラーを設けるのは仕方ない所だと思います。

サイドミラーキャップのブラックは無塗装

ちなみに運転席側のサイドミラー下部にもカメラ有りですが、よくよく見てみるとミラー下部のブラック部分は艶有りブラックではなく無塗装ブラックなんですね。

サイドミラーステーもそこまで長いわけではなく、左右からの後方視界の良し悪しも非常に気になるところです。

四輪駆動モデル特有の”AWD”バッジは無し

リヤデザインはこんな感じ。

四輪駆動モデルですが、リヤテールゲートには”AWD”バッジは貼付されないんですね。

私も四輪駆動モデルを購入していて、納車前に”AWD”バッジを剥がして頂く予定だったので、こういった点は嬉しいところです。

あとはレッドボディカラーで非直結型の一文字テールランプのインパクトが少し薄れるかも?疑問に思っていましたが、こうして見ると一文字テールランプのインパクトはかなり強め。

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テールランプの主張も強く、OLED風のU字型テールランプも個性的。

どことなくホンダ新型シティ・ハッチバックとインフィニティ新型QX55を足して2で割ったようなデザインではなりますが、こうしたグローバルチックなデザイン言語を日本車に取り入れるのは悪くないと思います(一部では60系ハリアー/CX-ハリアーと揶揄されていますが…)。

リヤアンダー周りはこんな感じ。

艶有りブラックのロアバンパーに加え、マットシルバー仕上げのスキッドプレートなど、オフロード志向のアクセントも設けているのは流石の一言。

マフラーが少し垂れさがっているのが気になりますが、環境法規制絡みを考慮してのレイアウトだと思われるため、背に腹は代えられないポイントなのかもしれません。

ホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼルに関する詳細且つマニアックな情報は、コチラにて全てまとめております。

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