中国専売モデルのアウディ新型A7Lが世界初公開!ロングホイールベース(+98mm)で後席は更に快適に、中国はコンパクトモデルでもロングにしたがるようだ

より洗練されたLWBモデルで走りの質感も大幅に向上

2021年4月19日のプレスデーより開催の中国・上海モーバーショー2021にて、アウディと上海汽車集団(SAIC)の合弁企業によって新たに開発された新型A7Lが世界初公開されました。

このモデルは、過去にFAWアウディが発表・発売したA6Lと同様のロングホイールベースモデルで、敢えてスポーツバック(Sportback)を避けてスタンダードなセダンを対象にし、適切なトランクリッドやリヤレッグルーム(足もとのスペース)の確保、そしてラグジュアリーな見た目を提供する中国市場専売モデルとなります。

一体どのような内外装に仕上げられたのか早速チェックしていきましょう。


ホイールベースは+98mm延伸

こちらが今回世界初公開された、中国市場専売モデルとなるSAICアウディ新型A7L。

一見してシンプルなA7のようにも見えますが、どことなくロングな4ドアセダンにも見えたり。

なおSAICアウディによれば、従来のA7に比べてホイールベースを+98mm延伸しているそうで、その長さも3,026mmとアウディA8やトヨタ・アルファード(Toyota ALPHARD)の3,000mmよりもロング。

フラッグシップショーファー並みの快適性でロングドライブにも最適

サイドビューはこんな感じ。

A7スポーツバックのようにトップルーフからリヤエンドにかけて滑らかに下っていくようなリフトバック風ではなく、フラットなトランク部分を敢えて設けることでフラッグシップセダンのような雰囲気を演出。

A8よりも全長は短めですが、圧倒的な存在感で他を寄せ付けないオーラさえも漂ってきます。

こうしたロングホイールベースを採用することの目的には、先述の通り足元のスペースを大きく確保すること、ロングドライブ時の疲労を軽減するために快適性を大幅に向上させているとのことで、中国の富裕層からは絶大な支持を得ています。

リヤビューは非常にシンプル。

リヤテールランプやリヤロアバンパー形状に大きな変化はありませんが、”A7L”のバッジが貼付されるため、末尾に”L”が設けられるだけで富裕層向けをアピール。

新型A7Lの内装やパワートレインは?気になる続きは以下の次のページにてチェック!