フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルの評判は上々…しかし一方でSNSでは「CX-ハリアー」「レッドカラーの名称までマツダのパクリ」と叩かれる事態に。なぜここまで叩かれる?

カラー名称で叩かれたきっかけは、「CX-ハリアー」というキーワードが生まれてしまったから?

そうなるとホンダ新型ヴェゼルがどうしてここまで叩かれてしまったのか?というきっかけについても考えてみたいところ。

おそらくではありますが、この後にお伝えする「CX-ハリアー」などと揶揄されたことがきっかけで、「ホンダはマツダとトヨタのパクリモデル」という誤った認識が染みついてしまったのかもしれませんね。

ただ実際のところ、新型ヴェゼルのフロントマスクは実車で見てみると全くマツダ感は無く、リヤテールランプに至っては、中国市場向けのUR-V/XR-V/S660などのテールデザインを踏襲しているため、決してトヨタ60系ハリアーのテールランプをパクったというわけではないんですね。


新型ヴェゼルのリヤテールランプは中国専売モデルやS660のデザイン言語を踏襲しているだけ

ちなみにこちらがホンダの中国市場専売モデルで、中国の合弁企業である広州本田が販売するXR-V(中国版ヴェゼル)。

このモデルは、2014年に中国・成都モーターショー2014にて発表された一台で、60系ハリアーとは僅か数か月違いで登場した人気モデル。

2代目・新型ヴェゼルは、こうした中国市場専売モデルやS660などのデザイン言語を踏襲しただけに過ぎず、しかしのその見た目がトヨタ60ハリアーにたまたま似てしまったということから、SNSでは過剰に「ハリアーのパクリだ」と反応してしまったのかもしれませんね。

なお新型ヴェゼルを開発した責任者である岡部宏二郞 氏も、「CX-ハリアー」というキーワードについては認識しているようで、「ネーミングはともかく、世間から注目されていることには感謝している。一番ツラいのは、誰からも注目されないこと、興味を持たれないこと」と説明していて、そういった意味では新型ヴェゼルは世間から沢山注目され、その結果が「発売前からバックオーダー数17,000台」という数字の結果につながったのだと思われます。

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