【デビューは2021年7月6日】ロータス新型エミーラ(Emira)のティーザー画像が世界初公開!エンジンは何と2種類から選択可?今までのロータスでは考えられない上質な乗り味に?

遂にロータスの新世代モデルの名称が「エミーラ」に決定!

ロータスは以前、カタログモデルとなるエリーゼ(Lotus Elise)/エキシージ(Exige)/エヴォーラ(Evora)を2021年内に生産終了するとともに、これらに置き換わる全く新しい3車種を発表・発売することを明らかにしましたが、遂に記念すべき新世代スポーツモデルに関するティーザー画像が世界初公開されました。

今回発表されたティーザー画像では、タイプ131(Type 131)のコードネームで呼ばれていたモデルの名称が新型エミーラ(New Emira)であることが決定。

ちなみにエミーラとは、古代言語にて使用される”リーダー”や”コマンダー”を意味するとのことで、最後のノンハイブリッドモデルになると言われています。


フロントマスクはピュアEVハイパーカー・エヴァイヤがモチーフ?

こちらが今回世界初公開された新型エミーラのティーザー画像。

公式デビューは2021年7月6日に決定し、ロータスも今回のモデルは「ゲームの世界をも変えるスポーツカー」であると説明し、そのエクステリアデザインは、同社が発表したピュアEVハイパーカー・エヴァイヤ(New Evija)のデザイン言語を引き継いでいるようにも見えます。

おそらくエヴァイヤのガソリン版という位置づけかもしれないですが、中国・吉利(Geely)ブランドとして全くの新しいガソリンモデルが、どれだけのスペックを発揮するのか、どのようエンジンユニットを搭載するのかも非常に気になるところだと思います。

エンジンは2種類準備との情報も

なおロータスは明確な情報を明らかにしていないものの、新エンジンを搭載するとともに、どうやら直列4気筒エンジン/V型6気筒エンジンの2種類を準備し(海外メディアCarMagazineより)、「非常に効率的で最先端のテクノロジーを使用することで、ロータスでしか体験できない独特の世界観を堪能できる」と自信を示しています。

この他ロータスは、新型エミーラについて「技術的に大規模な変化ともいえる”ステップチェンジ”と呼ばれる専用アルミニウム・インテンシブスポーツカーアーキテクチャーを採用することで、これまでのラインナップモデルとは全く異なる」と説明。

恐らく軽量化に大きく貢献していると思われ、直列4気筒エンジンモデルはパワーバランス型、V型6気筒エンジンはダイナミック型といった形で走りのコンセプトが大きく異なってくるのではないかと予想されます。

デビュー日までエンジンの供給元は明らかにならない模様

そして最も気になるのがエンジンの供給元ですが、ロータスはトヨタ製V型6気筒エンジンを何年も使用してきましたが、中国・吉利(Geely)の傘下となった以上、他の傘下にあたるボルボやポールスター、プロトンなどのエンジンを流用することも十分に考えられますし、もしかすると全く別物のエンジンを供給してくる可能性も考えられそう。

この他新型エミーラは、旧世代プラットフォームを採用するエリーゼ/エキシージ/エヴォラとは全く別物の個体になるとのことで、最も完成度の高い完璧なパッケージング化に加え、動力をダイナミックに与えることも可能に。

もちろん、これまでのゴリゴリなスポーツカーというイメージの強かったロータスですが、新型エミーラでは”優れた人間工学”に基づき、日常の運転でも”より使いやすい”車両であることもアピールしていて、この点はちょっと「ロータスらしくない」ところなのかもしれません。

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Reference:motor1.com