雨の水滴さえも美しい…カスタムされたフェラーリ812スーパーファストを見てきた。どの角度からでも光り輝き、後ろ姿は”美しき戦闘機”
812スーパーファストはフォルムだけでも相手を黙らせる魅力がある
そして812スーパーファストの大きな特徴ともいえるロングノーズ・ショートデッキスタイル。
サイドビューからの812は筆舌に尽くしがたいものがあり、ため息が出るような美しさと洗練されたフォルムに、ドアサイドのプレスラインがリヤウィングに沿って流れていくまでのプロセスも全て一つにまとめられ、ここまで完璧を求めたフェラーリがあっただろうか…と思うほど。
フロントノーズのプランシングホースのエンブレムも高級感があり、改めてフェラーリの存在感を見せつけられました。
オーナーの熱き想いによって実現したリヤフェンダーバッジ
そして812のオーナー様がこだわったというリヤフェンダーの”812Superfast”ネームバッジ。
オーナー様曰く、高速でのツーリングの際、追い越し車線から追い越すときにリヤバッジが光るとのことで(光速のような姿を映し出す模様)、この写真からでもネームバッジの輝きや神秘的で尊い美しさが放たれています(ネームバッジから落ちてくる雨の水滴さえも神々しい…)。
リヤエンドから見る812スーパーファストも格別で、これもまるで戦闘機のような過激さ。
フェラーリなのにフェラーリらしくないアグレッシブさを持ちながら、しかし物怖じしない堂々たる体躯の姿勢はフェラーリらしいオーラを解き放つあたり、やはり何度見ても不思議さが一生残るところも、このモデルのカスタムの狙いなのかもしれません。
458イタリアとのコラボによるフェラーリの圧倒的な存在感
そしてフェラーリ最後のピニンファリーナデザインで、最後のV型8気筒自然吸気エンジンを持つ458イタリアとのコラボ。
両車ともに時代を超えて、いつまでも色あせぬデザインでここまでやってきたわけですが、いつまでも道行く人々から注目される姿は、人々の憧れであることを象徴し、改めてこのような美しい画像を拝見することで、フェラーリの高貴さやブランド力の高さ、そして他のスーパーカーメーカーには無い魅力があるのだと考えさせられた時間でもありました。
改めて、これらのモデルを撮影されたフォトグラファーさんや、812スーパーファストと458イタリアのオーナー様には心より感謝です。
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