社用車の点検でトヨタディーラーへ。代車は新型ハリアー・ハイブリッドG(GRパーツ)…20インチ大口径タイヤの乗り心地は?ホンダ新型ヴェゼルとも比較してみた

GRパーツ専用20インチアルミホイールは意外と乗り心地良し

ちなみに新型ハリアー・ハイブリッドG GRパーツ装着車の足元の20インチアルミホイールはこんな感じ。

タイヤはミシュラン製・パイロットスポーツ4(245/45R20インチ)を装着し、ハイブリッドGの18インチタイヤホイールに比べて2インチアップしているものの、それでも20インチタイヤを装着しているとは思えない程に上質な乗り心地。

もちろん、肉厚な18インチタイヤに比べて路面のつなぎ目を通過するときのちょっとした突き上げ感はあるものの、それもそこまで気になるようなものではありませんでした。

なおパワートレインは排気量2.5L 直列4気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用しているため、ガソリンに比べてモーターのアシスト力が加味され、更にトルクもアップ。

加速時のラグはハイブリッドの特性で上手く解消されていますし、スピードが乗っていくときの爽快感はハイブリッドでしか得られないものがあるため、この点はガソリンモデルとは大きく異なるところだと思います。


新型ヴェゼルと比較すると、やはりハリアーは一枚も二枚も上手

あとこれは比較するものでは無いと思いますが、私が所有しているホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)e:HEV Zの乗り味や加速感、シートのフィット感などと比較してみると、やはり全体的な評価では新型ハリアーの方が1枚も2枚も上手で、特に20インチの大口径ハイグリップタイヤを装着していることもあり、走行時の安定感やブレの少なさ、そして突き上げの少なさは新型ハリアーの方が上。

もちろん、新型ヴェゼル本来の上質でマイルドな乗り心地も高く評価できますし、新型ハリアーには無い小回りが利くという点もありますが、価格が100万円近く異なってくるだけで走り全体や満足度は大きく異なりますし、何よりもサイズが大きい分車内の快適性も高いのは、ミドルサイズSUVの特筆すべき点だと思います(どうしてもBセグメント・コンパクトSUVでは出せない魅力)。

総じて満足度の高い新型ハリアー・ハイブリッドG GRパーツですが、そこまで長い距離を乗ることはできなかったものの、普段のルートを走行してみて「よくできたクルマだなぁ」という印象が大きく、もし機会があればマイナーチェンジのタイミングにてハイブリッドモデルを購入することが出来ればと思った次第です。

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