フルモデルチェンジ版・レクサス新型NXの新たなティーザー画像が公開!既に完全リークされたサイドビューとも比較してみよう【動画有】
レクサス新型NXは中国市場の声を反映したデザイン?
そしてこちらが、レクサスが一番最初に公開した、富士山を背景にした新型NXのリヤデザイン。
両サイドにL字型のLEDテールランプを装備しつつ、更にセンター直結型の一文字を採用することで、独自の個性を引き出し中国市場でもウケるような先進性を与えています。
ちなみにこういった系統のリヤテールランプデザインは、既に中国市場を強く意識したBMW7シリーズにて採用済みで、おそらくレクサスも中国ユーザーの意見を参考にしつつ、中国で人気の高い7シリーズのデザイン言語をヒントにしてきたのではないかと予想されます。
スピンドルグリル意匠は新しい縦型基調
そしてこちらが完全リークされた新型NXのフロントマスク。
先述の通り、フロントヘッドライト上部にLEDデイタイムランニングライトが搭載され、ヘッドライトは連なるタイプの四眼タイプを採用しているあたり、恐らく最も内側に設けられたユニットがブレードスキャン式AHSの可能性が高そうです。
更にフロントのスピンドルグリルにも注目していくと、グリル意匠はこれまでにない縦型基調のドット柄を採用していて、この点は洗車する際には水滴が上手く落ちていきそうでメンテナンス性は少し向上してそうですね。
ただその一方で、フロント・リヤフェンダーは無塗装ブラック、アウタードアハンドルはシンプルな形状を持つ手引き式にトーンダウンしているため、この点は初代NXから劣っている部分でもあるかもしれません。
インテリアはまだまだ競合他社に比べて遅れている
インテリアは、ようやくレクサスも採用してきたフルデジタル液晶メーターを導入し、センターディスプレイはトヨタ新型ミライ(Toyota New Mirai)のような取って付けたかのようなフローティングタイプ。
サイズ感としては14インチ以上と思われるワイド感があるものの、レクサス本来の特徴でもあったリモートタッチ操作が廃止され、直接タッチするタイプにグレードダウンしてしまったのも非常に残念なところです。
おそらくはレクサスブランド&NXという名称だけで十分売れ筋になるであろう一台だと思いますが、実用性や先進性など、競合他社に比べて圧倒的に優れているものがあるかは不明なところですし、恐らく価格帯も初代に比べて10万円~20万円にアップすることが予想されます。