GQ JAPANが起亜(KIA)新型スポルテージの見出しに「ホンダ新型ヴェゼル」のキーワードを無理やり持ち込む→SEOや検索上位狙いの見出しとはいえ、さすがに競合が違うのでは…?

新型ヴェゼルを記事タイトルに持ち込む理由は「トレンドキーワード」だから

多かれ少なかれ、国内メディアからはこうした見出しやタイトルが流用されることは予想していましたが、実はGQ JAPANが新型ヴェゼルのキーワードを無理やり持ち込んだ記事は今回で3度目となります。

過去には「新型ヴェゼルよりもスタイリッシュか新型ヴェゼルよりスタイリッシュかも!? 新型ヒュンダイ・バイヨン登場!」といった記事や、「新型「ヴェゼル」よりスタイリッシュな中古レンジローバー「イヴォーク」を狙え!【中古知新】」といった記事が公開されてきましたが、そのどれもが比較対象となり得る具体的な内容が記載されていないものばかり。

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検索されにくい新型車であっても、「新型ヴェゼル」をタイトルに記載すればクリックされやすい

なぜここまで不自然に「新型ヴェゼル」というキーワードが使われるのかというと、やはり新型ヴェゼルがトレンドキーワードの一つになっているだから。

具体的にはホンダ新型ヴェゼルの名称を利用したSEO対策が主だと思われ、こうすることで新型ヴェゼルをYahoo!/Googleなどにて検索する際に検索上位にヒットするようになります。

つまり「新型ヴェゼル」を調べたいのに、検索結果の見出しに「新型ヴェゼル」と表記されたことでページクリック→中身は新型スポルテージのことしか記載されていないという流れ。

おそらく「キア新型スポルテージ」だけだと、見出しのインパクトはもちろんのこと、トレンド記事としては検索されにくいと考え、公式ホームページのドメインパワーの高さと特性を活かすことで新型ヴェゼルのキーワードを無理やり持ち込めば、新型ヴェゼルの検索結果で必然的に上位にヒットするという仕組みになっているんですね。

何のための新型車の記事なのか?誰に向けた記事なのか?

この点は公式サイトの強みであり、別の言い方をすれば胡坐をかいた怠慢のようにも見えますが、案の定こうした記事が公開されたことで、Yahoo!ニュースのコメント欄では否定的な内容が多数。

多くの方は薄々気付いているとは思いますが、こうした否定的なコメントを集めることでYahoo!のコメントランキングでも上位を狙うことができるため、ちょっと記事を作成する目的なども大きく変わっているようにも思えたり。

全てはメディア/マスコミの思惑通りになってしまうわけですが、ここまで来ると何のために新型車の記事を作り、誰のために記事を作っているのかが全く見えてこないのが正直なところで(半沢直樹の言葉を借りると「人のためではなく、自分たちのための記事づくり?」)、残念なことに、それはGQ JAPANに限らず別のカーメディアでも同じことが行われていることもまた残念な話です。

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Reference:GQJAPAN