高い…高すぎるぞ!マイナーチェンジ版・ホンダ新型シビック・タイプRが中古車サイトにて1,200万円で転売中。今後ネオクラシックカー並みに高騰する?

2022-09-08

日本限定200台のLimited Editionでさえ1,600万円以上に…もうタイプR(FK8)は新車価格では買えない?

ブレグジットの関係でホンダのイギリス工場が2021年7月にて閉鎖となるため、既にマイナーチェンジ版・新型シビック・タイプR(Honda New Civic Type R, FK8)は生産・販売共に終了となりましたが、何とマイナーチェンジ後のシビック・タイプRが中古車サイト・グーネット(GooNet)やカーセンサーにて高額転売されています。

以前、国内限定200台のみ販売されたシビック・タイプR”リミテッド・エディション(Limited Edition)”が、新車販売価格550万円の約3倍となる約1,600万円にて落札されるなど、もはや転売・投機の対象になっていますが、これに限らずスタンダードグレードのタイプRも新車価格の3倍近くにまで跳ね上がっています。


スタンダードなシビック・タイプRで1,200万円だと?!

こちらが今回、中古車サイト・グーネットにて販売されているマイナーチェンジ版・シビック・タイプRの中古車両。

年式としては2021年式で、ボディカラーは何とも珍しいレーシングブルーパール、走行距離は僅か12kmと新品同様のため、恐らく投機目的にて購入されたモデルだと考えられます。

そんなタイプRですが、何と中古車販売価格は驚異の1,200万円。

ちなみにタイプRの新車販売価格は475.2万円(4,752,000円税込)となりますが、この金額よりも2.5倍の高値にて販売されています。

次期シビック・タイプRがHV化となることを見越しての転売?

なおここまで高額になっている理由としては、2022年以降に登場予定と噂のフルモデルチェンジ版・新型シビック・タイプR(New Civic Type R)が、電動化(ハイブリッド)する可能性があり、ノンハイブリッドモデルはFK8で最後になることが期待され、それを見越して高額値で転売されているのではないかと予想されます。

シビック・タイプRもいずれはネオクラシックカー並みに高額になる?

とはいえ、まさかノーマルのタイプRでここまで高額転売されるということであれば、恐らく国内200台限定のLimited Editionは2,000万円を優に超えてくるかもしれませんし、将来的には日産スカイラインGT-R R32/R33/R34やスバル・インプレッサ22B STi(Subaru Impreza)、トヨタ80スープラ(Toyota 80 Supra)のようなネオクラシックカークラスに該当するかもしれませんね。

なお、今回販売されているレーシングブルーパールのタイプRは、ボディに全くキズや汚れなどなく、恐らく公道では走らせていない極上のモデルだと思われ、今後も投機目的として購入されるのであれば、これ以上走行距離は伸ばせないコレクターズモデルになるかもしれませんね。

ある意味価格崩壊が起き始めているマイナーチェンジ版シビック・タイプR

なお参考までに、中古車サイト・カーセンサーでもマイナーチェンジ後のホンダ・シビック・タイプRを検索してみたところ、こんな感じ600万円~800万円にて販売されている個体がほとんど。

もうタイプRは新車価格相当、もしくはそれ未満での購入は不可能だと考えられ、今後も更に価値を高めていくのではないかと思われます。

投機目的なのか、走行距離も極端に少ないモデルばかり

こちらのタイプRも約700万円と中々の価格設定ですし、何よりも走行距離が100km未満と極端に少ないことから、投機目的にて購入された可能性が高そうですね。

こちらは200km~300km台の走行距離ですが、それでも600万円台後半となっています。

限定300台の無限RRは余裕の1,000万円越え!

そしてこちらはおまけですが、限定300台のみ販売されたシビック・タイプR・無限RRは約1,200万円近くまで跳ね上がっています。

やはり無限初のタイプRということもあり、海外でも約1,400万円にて販売されるほどの希少モデルになっているようです。

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Reference:GooNet