【これ大丈夫?】日本市場向け&発売前のフルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300が早くもヤフオクに出品中。2021年内に即納が確定したモデルか?

トヨタ正規輸入販売で完全未走行、これでインテリアがニュートラルベージュなら更に価値は上がりそうだ

先程は発売前のトヨタ新型ランドクルーザー300がヤフオクに出品されていましたが、中東市場では、既に販売されている新型ランクル300が、早くも中古車市場にて転売されているようです(情報提供頂けた匿名様ありがとうございます)。

しかも今回転売されている個体は、最上級グレードVXR(4WD)で、パワートレインは排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載、ボディカラーはホワイト系、内装はブラック&ダークローズのデュアルトーンカラー、メーカーオプションフル装備となっています。

新車価格に対し、一体どれほどの価格帯にて販売されているのか?早速チェックしていきましょう。


市場動向を伺う意味でも、今回の転売はちょっと控え目の価格設定にも見える?

こちらが今回、中東市場向けの中古車販売サイトDUBI CARSにて販売されている新型ランドクルーザー300。

ちなみにこのモデル、トヨタドバイ正規輸入車として販売された正真正銘の中東市場向けとなりますが、まさかここまで早く転売されるとは…

おそらくは初期ロットもしくは2ndロットが納車されたものと予想されますが、今後ドバイでは上級グレードVXRを中心に、入庫次第順次転売される可能性が高いとのこと。

参考までに、中東市場向けの新型ランドクルーザー300のグレード別主要装備は、以下の関連記事にてまとめていますが、上位グレードVXRの装備概要も以下の通り。

▽▼▽関連記事▽▼▽

◇エアコン(運転席・助手席・後席左右)
◇オプティトロンメーター(TFTインフォテイメントシステム):7インチ
◇シート素材:プレミアム本革
◇インテリアオーナメントパネル:ウォールナット
◇ベンチレーションシート(フロント・後席)
◇リモートエンジンスターター(モバイルアプリ)
◇電動チルト&テレスコピックステアリングコラム
◇ドライバーメモリーファンクション
◇ヘッドアップディスプレイ
◇12.3インチナビゲーション付きディスプレイオーディオ
◇11インチリヤエンターテイメントシステム+Bluetoothコネクテッドヘッドフォン
◇ヘッドライトレベリング(オート)
◇フロント・リヤバンパー(エアロキット+プレーティング)
◇パワーバックドア(電動テールゲート+キックセンサー付き)
◇トルクセンサーLSD付ディファレンシャルロック
◇パノラミックビューモニター&ウォッシャー
◇リヤビューカメラ(with ガイド)
◇3Dマルチテレーンモニター
◇アダプティブバリアブルサスペンション(AVS)
◇パーキングサポートブレーキ
◇レーンディパーチャーアラート(LDA)+ステアリングバイブレーション+レーントレースアシスト付き
◇アダプティブハイビームシステム
◇ブラインドスポットモニター(BSM)

ディーラーオプションは必要最低限で、モデリスタやデカールなどの設定は無し

リヤビューは非常にシンプルで重厚感がありますが、トップルーフのルーフレールはブラックではなくシルバーというのも中々に渋め。

あとはディーラーオプションにて準備されている、サイドデカールや生誕70周年記念を意味する”70th Anniversary”バッジは貼付されていないようですね。

転売されている新型ランクル300の中古価格と、特別グレードGR-Sのエクステリアをチェック

引続き転売されている新型ランドクルーザー300の内装をチェックしていきましょう。

内装は極めてシンプルですが、ブラックを基調としたインパネ周りに、木目調のオーナメントパネルを追加。

よ~く見てみると、ステアリングホールにも木目調のオーナメントパネルが追加されるんですね。

センターディスプレイは、新型ハリアー(New Harrier)/クラウン(New Crown)/ミライ(New Mirai)にも採用されている12.3インチワイドディスプレイですが、これまで公開されてきた画像・動画を見る限りでは2画面強制固定のようで、1画面設定というのは難しそうですね。

新車価格約1,065万円に対し、転売価格はいくら?

メーカーオプション扱いとなるリヤエンターテイメントシステムも装備。

そしてシートカラーはブラック&ダークローズカラーの本革シートですが、これがニュートラルベージュの内装であれば、更に価値は高くなりそうです。

そして走行距離は4kmと完全に転売目的なのがわかりますね。

最後に気になる価格帯ですが、新車価格が約1,065万円(AED 354,900)に対し、今回のモデルは約1,200万円(AED 398,000)と若干割高な印象。

1,500万円とか2,000万円といった価格設定ではないのが意外でしたが、仕様や販売店、そして中東エリア、即納可能モデルに関しては約1,500万円付近で販売される可能性もあるかもしれませんね。

参考までに、中東市場向けと日本市場向けの車両本体価格は以下の通り。

【中東市場向け新型ランドクルーザー300のグレード別価格帯一覧】

[排気量4.0L V型6気筒自然吸気エンジン]
◇エントリーグレードEXR:[4WD]約690万円(AED 229,900)

◇中間グレードGXR:[4WD]約780万円(AED 259,900)

◇上位グレードVXR:[4WD]約870万円(AED 289,900)

[排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジン]
◇エントリーグレードEXR:[4WD]約894万円(AED 297,900)

◇中間グレードGXR:[4WD]約960万円(AED 319,900)

◇上位グレードVXR:[4WD]約1,065万円(AED 354,900)


【新型ランドクルーザー300(4WDのみ)のグレード別価格帯一覧(10%税込み)】

◇GX:[ガソリン]5,100,000円

◇AX:[ガソリン]5,500,000円

◇VX:[ガソリン]6,300,000円

◇ZX:[ガソリン]7,300,000円/[ディーゼル]7,600,000円

◇GR-S:[ガソリン]7,700,000円/[ディーゼル]8,000,000円

何と中東に特別グレードGR-Sが登場!

そしてこちらは、中東にて新たにスパイショットされた新型ランドクルーザー300の特別グレードGR-S。

中東市場ではGR-Sのグレードは記載されていませんでしたが、左ハンドル仕様ですし、もしかすると一部のユーザーを対象に特別に製造しているのかもしれません。

こうして隣のVXRグレードと並べて比較してみると、フロントグリルはメッシュデザインに変更され、GRバッジの貼付、L字型LEDデイライトに沿うような形で設けられたシルバーモール、そして旧世代ランクルからインスピレーションを受けた”TOYOTA”バッジなど、過去と未来を繋ぐフラッグシップオフロードモデルとなります。

間近で見てみるとこんな感じ。

かなりエネルギッシュなデザインで、上級グレードVXRのギラついたデザインとは方向性が異なります。

なおパワートレインは明らかになっていませんが、排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンのみのラインナップなのか、排気量4.0L V型6気筒自然吸気エンジンもラインナップされるのか気になるところです。

フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300に関する最新情報、これまでの詳細情報はコチラにてまとめています。

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Reference:DUBICARS