トヨタが2021年10月の国内工場稼働停止スケジュールを公開!フルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300やカローラクロス、レクサス新型NX等も一時生産停止へ

2021-09-18

最も稼働停止期間が長いのは新型ランドクルーザー300/レクサスLX

ちなみにこれらの中で最も工場稼働停止期間が長いのは、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)とレクサスLXの11日間。

まさかの最も長納期が避けられない新型ランクル300が、ここに来て最大11日間の生産・稼働停止というのは相当な痛手だと思います。

トヨタ車体 吉原工場のヤードもガラガラとのことで、今後更に納期が分からない状況になりそうです(2年~3年という納期も現実的になってきたかも…?)。

なお、当初は2021年9月中旬頃に初期ロット分を予約されていたユーザーを対象に、ざっくりとして納期回答があるはずでしたが、今回の減産により”未定”になったそうです。

[追記]ランドクルーザー300の納期目途に関する公式情報が新たに公開

<ランドクルーザー>納期目途に関するご案内

弊社車両をご検討、ご注文いただき、誠にありがとうございます。

ランドクルーザーにつきましては、ご注文をいただいてからお車をお届けするのに多大な時間を要する見通しとなっておりますことを、心よりお詫び申し上げます。

ランドクルーザーは、日本のみならず世界各国でも大変ご好評をいただいており、今からご注文いただく場合の納期は2年以上となる見込みです。

また、既にご注文をいただきましたお客様の納期につきましても、2年以上となる場合がございます。

弊社といたしましては、お客様への納期短縮へ向け、最大限の取組みを検討して参りますので何卒ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。

※上記は9月18日時点の見通しとなります。今後の生産状況によって変更となる可能性がございますので、ご了承ください。

via:Toyota

ほとんど納期遅延の無かった新型アクアも対象に

次いで稼働停止期間が長いのは、C-HR/新型アクアを製造しているトヨタ自動車東日本 岩手工場で、計9日間は停止となります(第2ラインでも新型アクアを製造していて、計7日間の稼働停止となっている)。

元々新型アクアは納期1か月ほどと言われていましたが、2021年9月以降に入ってからは、2か月~3月に延びているとのことで、やはりここに来て相当な影響が出ているようです。

発売されたばかりの新型カローラクロスも最大9日間の生産停止に

そしてこれもかなりの痛手となりそう…

同じ稼働停止期間9日間となっているのが、カローラクロス/カローラツーリング/新型カローラクロスを製造するトヨタ自動車 高岡工場。

特に2021年9月14日に発表・発売されたばかりの新型カローラクロスは、2021年9月14日に発売されてから既に「納期4か月以上」との連絡が入っているそうで、既に年内納車は絶望的。

私も購入・契約済で、2021年内に納車可能との回答は頂いていましたが、今回の例を見るからに、もしかすると厳しいかもしれませんね。

ミニバン需要の筆頭ともいえるアルファードまでも…

次いで稼働停止期間が長いのは、ハイエース/グランエース/アルファード/ヴェルファイア/レクサスLMを製造しているトヨタ車体 いなべ工場で計8日間。

こちらも主要モデルで、昨今の諸事情によるミニバン需要拡大で絶好調のアルファードが生産停止というのは大きな痛手。

今回の8日間でどれだけの減産に繋がってしまうのかは不明ですが、2021年9月度以降の新車販売ランキングにも大きく響いてくるのではないかと思います。

☆★☆トヨタ関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:TOYOTA