トヨタ新型カローラクロスに試乗して感じたこと②。「後席よりも助手席の居住性・快適性に課題アリ」「高速道路の走りは少し物足りない?」

トヨタ新型カローラクロスの助手席や後席に座った時の試乗インプレッションもチェック

引続きトヨタ新型カローラクロスの試乗インプレッションをチェックしていきましょう。

ある程度高速道路での試乗を堪能したあとは、担当営業さんと交代し、助手席に移動させていただくことに(担当営業さんもカローラクロスでの高速道路走行は初めて)。

まず助手席に座って真っ先に感じたこととしては、脚を伸ばしたときの足元のスペースが真ん中に絞られていて、脚を平行に伸ばすことができず窮屈に感じること(足元をちょっと交差しないといけない)。

足を伸ばさずに座ったり、子供が座る分には特に問題はありませんが、長距離移動などでシートをリクライニングし、体を休めたいときは足元にちょっと違和感を感じるかもしれません(あくまでも私が感じたことなのでご参考程度に)。

しばらく助手席に乗りながら高速道路移動を堪能しましたが、運転しているときに比べて、より体のリラックス具合が異なるからなのか、路面の振動がシートにジワジワ伝わってきたのが気になるところで、そこまで静粛性に優れているとも感じなかったのが正直なところ。


後席の座ってのインプレッション

カローラクロス

高速道路試乗を体感したあとは、残りの下道移動時に後席に座らせて頂きました。

後席の広さとしては狭い印象はなく、身長182センチの私でも座った時の膝先とシートバックのクリアランスはコブシ1.5個分ぐらいで十分なスペース。

さすがに脚までは伸ばせませんが、天井の低さは感じられず、頭が天井にあたることもなかったので窮屈に感じることはありませんでした。

後席シートも1段階のみリクライニングできますし、深くまで座ることができるため、中距離移動は問題なく過ごせるかもしれません。

なお下道移動時の後席の座り心地としては、フロントシートに比べてシートは固めで、やはり路面からの振動が若干伝わってくるのが気になるところ。

この点は私が普段使用しているホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)の方が優れているように感じました。

以上、新型カローラクロスの高速道路試乗や助手席、後席に座った際の簡易インプレッションをお届けしましたが、細かく見ていくと気になるポイントは多いものの、前回のブログでもお伝えの通り、トヨタは「許容できる範囲での不満要素」がほとんどで、コストの兼ね合いも含めてよく考えられた一台だと思っています。

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