【噂は現実に】フルモデルチェンジ版・マツダ新型MAZDA2の開発車両が初スパイショット!トヨタ新型ヤリスにマツダバッジを交換するだけになりそうだ

2021-10-05

見た目は完全にトヨタ新型ヤリスだが、バッジはおそらくはマツダエンブレム&MAZDA2

さてさて、以前より度々噂されていた欧州市場向けのフルモデルチェンジ版・マツダ新型MAZDA2がトヨタ新型ヤリスのマツダ版として販売される件について、遂に欧州市場向け新型MAZDA2の開発車両が初スパイショットされています。

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マツダといえばハイブリッドモデルのラインナップが非常に少なく、欧州市場でのCO2排出量を引き下げていくことも今後の課題としていますが、今回販売されるであろう新型MAZDA2も、トヨタのハイブリッドシステムとMAZDA2並みのコンパクトなボディを持ったヤリスをそのまま流用することで、開発コストを抑えるだけでなく、効率的で早期的に市販化できるというメリットがあるため、敢えて車両本体ごとOEM供給するという考えに至ったのではないかと考えられます。

少し前置きが長くなりましたが、早速欧州市場向けの新型MAZDA2の開発車両を見ていきましょう。


開発時間の短縮やコスト低減、そしてトヨタ品質を考えると、今のマツダとしては最善の選択だとは思うが

こちらが今回、欧州のマツダ工場近くにて初スパイショットされた新型MAZDA2の開発車両。

フロントエンブレムは隠されていますが、見た目はそのままトヨタ新型ヤリスそのモノなのが確認できますね。

もともとこういった「車両本体ごとOEM供給する話」は、トヨタとマツダの間で進められていたものの、今回突如として登場したのも、昨今の諸事情による業績の影響もあると考えられ、そうなってくるとマツダとしては「次期MAZDA2に多大なる時間と開発コストをかけている暇はない」と考え、メーカーとしての危機感から、このような判断に至ったのではないかと考えられます。

とはいえ、本当に「新型ヤリスをそのままマツダバッジに貼りかえるだけなんだな…」という印象は変わらずで、この点は国内マツダのキャロル(Carol)とスズキ・アルト(Suzuki ALTO)や、フレアクロスオーバー(Far Crossover)とスズキ・ハスラー(Hustler)の関係のようなもので、そのOEMが欧州市場でも実現したという流れに。

こちらはサイドビューですが、何と背景には現行MAZDA2が睨みつけるというシュールな構図に。

ちなみにこの新型MAZDA2ですが、今のところトヨタが保有する南フランス工場にて生産されるとの情報があり、あくまでも欧州市場限定での販売ということになりそう。

日本市場向けに関しては、今のところ次期MAZDA2に関する様々な噂が浮上していますが、さすがに新型ヤリス顔のモデルで登場するということは無さそうです。

こちらはリヤクォータービュー。

エクステリアから内装まで基本的には新型ヤリスがベースになるため、これといった変化は無いとは思うものの、リヤテールゲートには気になるバッジが貼付?

エンジン体系は1.5リッターハイブリッドモデルのみ?

よ~く見てみると、リヤテールランプのすぐ隣に”HYBRID”のバッジが貼付されていますね。

恐らくパワートレインは排気量1.5L 直列3気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムだと推測。

リヤエンドのエンブレムもカモフラージュされていますが、明らかにトヨタとは異なるバッジが浮き上がっています。

さすがにMAZDAスピード2の市販化は無い?

なお今回は新型ヤリスをベースにした次期MAZDA2の開発車両がスパイショットされていますが、もう一つ気になるのが、次期MAZDA2のハードコアモデルとなるMAZDAスピード2の存在。

さすがにCO2排出量の絡みでノンハイブリッドモデルのラインナップ化は厳しいとは思われますが、もし仮に登場するようなことがあれば、ベースはGRヤリスが丸々OEM供給されるのか気になるところですね。

欧州市場では新型ヤリスベースのMAZDA2、北米市場ではMAZDA2/デミオベースのトヨタヤリスが販売されている?気になる続きは以下の次のページにてチェック!