日本に5台も納車されるドバイWモータース新型フェニアスーパースポーツ。映画ワイスピ効果で得られた知名度とブランド力…納車時期は2022年予定【動画有】

フェニアスーパースポーツは「単に手間とコストを掛けた高級スポーツカー」ではない

ちなみに新地 氏が契約・購入されたWモータース新型フェニアスーパースポーツは、トヨタ新型GRスープラ(Toyota New GR Supra)やBMW新型Z4を製造することでも有名なオーストリア・サプライヤのマグナ・シュタイヤ(Magna Steyr)との共同開発により実現。

パワートレインは、ポルシェのチューニングブランドRUF製となる排気量3.8L 水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力810ps/最大トルク980Nmを発揮します。

直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が2.7秒、0-200km/hの加速時間が9.4秒、そしてアクティブエアロエレメント採用と車体重量1,350kgにまで軽量化したことで最高速度は395km/hまで到達するハイパーカーとなっています。

なお今回の新型フェニアスーパースポーツについて、WモータースCEOであるラルフ・R・デバス氏によれば「フェニアは単に時間とコストを掛けた高級スポーツカーではない。”何が本当にラグジュアリーなのか?”ということを世界に気付かせるために、1台1台が他のクルマとは全く異なる唯一無二の作品である」と語っていますが、RUF製水平対向エンジンを搭載する辺り、芸術性と高級感だけでなく、トータルパフォーマンスの高さにも期待できそうです。

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フェニアスーパースポーツは当初、2020年夏頃に納車予定だった

そしてここからが最も気になるフェニアスーパースポーツの日本納車時期ですが、当初は2020年夏頃を予定していましたが、昨今の諸事情によるロックダウンなどの影響で工場がストップしてしまい納期が大幅に遅れることに。

2021年10月現在は正常に稼働していますが、改めての納車時期としては、2022年初めから中頃を予定しているとのこと。

実はもう一台、5,000馬力を発揮するモンスターカーを購入していた新地 氏

またこれに合わせて、新地 氏は同じドバイのモンスターカーでお馴染み、最高出力5,000psを発揮するデヴェルシックスティーン(Devel Motors Devel Sixteen)もオーダー済み(価格は乗り出し約6億円とのこと)。

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こちらも2022年に納車予定ですが、排ガス規制や日本の規格に準じた形での小変更となり、排気量12.3L→12.0Lへとダウンサイジング化したV型16気筒クワッドターボ、最高出力も5,000ps→3,000psへとダウンしています(それでもシロンより2倍の出力でとんでもないスペックですが…)。

なおこれらフェニアスーパースポーツ×5台や、デヴェルシックスティーンに関しては、個人的に取材もさせていただく予定で、納車後の内外装インプレッションなども、どこよりも早く細かくご紹介できればと思います。

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