【ボディカラーの由来は”ブドウ粕(かす)”】世界に一台しか存在しないワンオフ仕様のラ・フェラーリが競売へ!レクサスからは水素エンジンを搭載した過激バギーカーROVが世界初公開

この特別カラーにペイントされたラ・フェラーリは世界に一台のみ

フェラーリが世界限定499台+1台のみ生産・販売したハイブリッドハイパーカー・ラ・フェラーリ(LaFerrari)。

これまでレッド系やホワイト系、ブラック系、イエロー系、グリーン系、パープル系と様々な個体が登場してきましたが、今回はその中でも非常に珍しく、且つ世界に一台しか存在しないワンオフ仕様のラ・フェラーリが競売に出品されます。

海外オークションサイト・RMサザビーズにて出品される今回の個体は、2016年式でシャシーナンバーは「ZFF76ZHB000214218」、走行距離は僅か1,477kmしか走られていない極上の一台となります。


その名は「Vinaccia」、レトロ&クラシカルな雰囲気を持つボディカラー

こちらが今回オークションにて出品されるワンオフ仕様のラ・フェラーリ。

何とも独特の色合いを持つ一台ですが、ボディカラーはVinaccia(ヴィナッチャ)と呼ばれる特殊カラーで、いわゆるフェラーリのVIP顧客しか選択できないスペシャルテーラーメイドカラーとなります。

なおVinacciaとは、イタリア語で「汁をしぼったあとのブドウかす」を意味しますが、ローズカラーやパープルカラーとはまた異なる独特の色合い。

私が知る限りでは、このボディカラーに設定された個体はラ・フェラーリ以外にも488ピスタスパイダー(Ferrari 488 Pista Spider)、そして日本人オーナーが所有する2+2シーターモデルのFF(Ferrari Four)の3台と記憶しています。

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内装もかなり独特でレトロ感が感じられる

内装もワンオフモデルらしい特殊な設定にされているそうで、ペレ・キオディ・ディ・ガロファノと呼ばれるレザートリムが採用されていて、その色合いもブラウンやキャメルとは異なるレトロ&クラシカルな雰囲気がありますね。

オークション出品の際には、このモデルだけでなくマニュアルやツールキット、その他の付属品なども全て含まれていますが、その付属品だけで国産車が購入できる可能性も?

ちなみにパワートレインは、F12ベルリネッタをベースにした排気量6.3L V型12自然吸気エンジンにHY-KERSを組み合わせたハイブリッドシステムが搭載され、システム総出力963ps/システムトルク900Nm。

参考までにラ・フェラーリのバッテリー交換だけで約3,000万円と言われています。

気になる予想落札価格は?

ちなみにラ・フェラーリの新車販売価格は約1.5億円と言われ、中古車相場では2倍以上の3億円にて取引されることがほとんどですが、今回競売にて出品されるワンオフモデルの予想落札価格は、何と470万ドルとのことで日本円に換算すると約5.4億円。

おそらくこれまで出品されてきたラ・フェラーリの中でもトップクラスの超高額モデルになるのではないかと思われますが、一体どのような人物が落札されるのかも気になる一方で、「なぜオーナーはこれだけの希少なラ・フェラーリを手放すのか?」も非常に気になるところです。

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