日産幹部が今後のEV計画についてコメント。フルモデルチェンジ版・新型リーフはクロスオーバー化、更に次期マーチ/マイクラはピュアEV仕様でルノーとの共同開発モデルに?

国内市場向けとなる日産の新型マーチやピュアEV軽自動車の(仮)サクラはどうなる?

先程の次期マイクラEVの計画に加え、もう一つ気になるのが日本市場向けの現行マーチはどうなるのか?ということ。

2010年に4代目として導入された国内市場向けマーチですが、既に10年以上が経過し、2020年7月の一部改良による安全装備の義務化以降、これといった改良は施されていません。

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欧州市場向けとして販売されている5代目マイクラは、先代のVプラットフォームから改良され、ボディサイズは全長3,999mm×全幅1,743mm×全高1,455mmとワイド&ローに変化したため、4代目マーチのような5ナンバーコンパクトカーではなくなってしまったことも、次期モデルとして投入できない原因の一つとなっているのかもしれません。

そうなれば、次期マーチとして導入するための旨みの一つとなるピュアEV化が必須項目として挙げられ、次期リーフがクロスオーバー化するのであれば、ピュアEVコンパクトカーの枠に次期マーチが導入されることもごく自然な流れなのかもしれませんね。


日本の軽自動車市場を脅かす存在になる?ピュアEV軽自動車の新型(仮)サクラ

そして個人的に気になっているのが、こちらも日本市場向けとして販売予定のピュアEV軽自動車(仮)サクラ。

既に海外では開発車両もスパイショットされていて、デザインの一部も明らかになっている状態ですが、おそらく日本市場にて最も脅威的な存在となるのが(仮)サクラだと予想。

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っというのも日産の公式プレスリリースによれば、(仮)サクラのボディサイズは全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,655mmと非常にコンパクトで、バッテリー総電力量は20kWh(航続可能距離にして200km~250kmぐらい?)、走る蓄電池となって非常用電源としての能力も発揮できるという優れものに。

そして最も驚きなのが、「実質購入価格が約200万円から」とのことですが、現時点ではこの価格帯が国からの補助金を考慮した場合での車両本体価格なのか、それとも純粋な車両本体価格なのかは不明なままで、もしも後者であれば200万円未満にて購入することも可能になるかもしれませんし、これまでの軽自動車の概念を打ち崩す存在になり得るかもしれませんね。

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Reference:AutoEXPRESS