もう「セダンはおじさんクサい」とは言わせない!ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型IS 300 F SPORT Mode Blackを購入して感じたこと
引続きセダン&新型IS 300 F SPORT Mode Blackの魅力を見ていこう
街中を走っていても結構見られ、駐車場に停めていても目立って見つけやすい
2021年11月に3代目後期仕様として新しく発売されたレクサス新型ISですが、何やかんやで1年以上が経過した今でも、街中での注目度は抜群ですし(おそらくヒートブルーというボディカラーも影響していると思う)、駐車場に行っても一目でわかるほどに目立つというのも、このモデルの魅力の一つ。
最近では実用性やデザイン、リセールという点からSUVが非常に多くなりましたが、そういったSUVモデルが多い中でポツンとセダンが停まっていると結構目立ちますし、ちょっと良い気分になれるのも新型ISのグッドポイントだと思います。
正直これだけの見た目と雰囲気で「おじさんクサい」と言われてしまった場合はどうすることもできませんが、新型ISや中国市場向けの日産・新型シルフィ(Nissan New Sylphy)含め最近のセダンモデルはかなりスポーティ寄りに変化してきたのではないかと思います。
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車高はそこまで低くない
昨今SUVモデルが選ばれる理由の一つに、車高が高く下回りを擦りにくいからという理由もあり、セダンやクーペは車高が低いというイメージが定着していますが、セダンはそこまで低くないというのが正直なところ。
新型ISの場合は、ワイド&ローを意識したボディ形状になっているため車高低めの様にも見えますが、実は最低地上高はトヨタ新型アクア(Toyota New Aqua)と変わらずの140mmなので、行き場に困ったりすることはほとんど無し。
段差大き目の歩道や、傾斜角きつめの地下駐車場も特に心配する必要はありませんし、何よりもボディサイズは全長4,710mm×全幅1,840mm×全高1,435mm~1,440mmとコンパクトなので、一方通行の狭い路地でも難なく通過できるというメリットもあります。
とはいえ、「絶対に擦らない」と思って油断してしまうと、最低地上高よりも低い位置に設けられたフロントストレーキを擦ってしまう恐れもあるため、そういう意味ではSUVはもっと気楽に乗れるのかもしれませんね。
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乗り心地は上質で不快にならない適度なカタさ
続いて新型ISの乗り心地についてですが、こちらはスポーティな見た目に反して上質ということ。
19インチの大口径タイヤアルミホイールを装着し、タイヤ銘柄はブリヂストンのポテンザを装着しますが、ポテンザ特有のコツコツとしたカタさではなく、不快に感じない適度なカタさで快適。
但し、後席に座った際のほんのちょっとした突き上げは感じられるものの、長時間ドライブしていてもストレスに感じないのはレクサスの一つの強みでもあると思います。
こうした見た目と中身のギャップというのも、新型ISの魅力の一つでもあると思います。
総じて満足度は高く、「おじさんクサい」とは思えないスポーティなデザイン
以上が4ドアセダンタイプの新型IS 300 F SPORT Mode Blackの魅力的なポイントになりますが、総じて言えるのは「満足度はかなり高め」ということ。
4ドアセダンは確かに人気低迷中かもしれませんが、新型ISを見て一度も「おじさんクサい」と思ったことはありませんし、納車されて11か月が経過しても「古さ」「不満」「ダサい」「使いづらい」と感じたことはなく、熟成且つ完成された理想的なスポーツセダンではないかと考えています。
私の新型IS300 F SPORT Mode Blackに関する納車後インプレッション/燃費/メンテナンス/維持費などのはコチラにてまとめております。