世界の納屋から出てきたとんでもないお宝たち!「自走不可でも1億円以上で落札されたランボルギーニ・ミウラ」「日本の納屋で発見された幻のフェラーリ365GTB/4 デイトナ」など

④:腐っても鯛…納屋にて放置されていたランボルギーニ・ミウラP400Sがとんでもない値段で落札!

続いては、世界的に大きな話題の一つになったドイツの某納屋にて発見されたイエローカラーのランボルギーニ・ミウラP400S(Lamborghini Miura P400S)。

このモデル、1971年にドイツ・ニュルンベルクにある広告販売店の社長が購入した一台で、シャシーナンバー4245、ワンオーナーで当時はコンディション抜群の一台でした。

それから一度も手放すことなく、定期的なメンテナンスを続けてきたのですが、2015年にオーナーは病気でこの世を去り、それからミウラP400Sは納屋にて放置されることに。

彼が亡くなって4年が経過し、ある日をきっかけに親戚が納屋に放置されていたミウラを発見。

但し、エンジン始動は不可、メンテナンスは4年以上手を付けられていなかったわけですから自走できない状態でした。

ですが、このまま放置し続けるのも勿体なく、だからといって廃車にするのも彼のためにはならないということで最終的に競売へ。

結果は約1,594,392ドル(日本円に換算して約1.8億円)にて落札され、新しいオーナーの下で最善を尽くして修理されているそうです。

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⑤:まさか日本で40年間も…世界に一台しか存在しない幻のフェラーリ・デイトナが発見される

これはもう言わずもがな全世界のカーマニアやコレクター、そして車好きが注目した「世界に一台しか存在しない幻のフェラーリ・デイトナが日本の納屋」で発見されたという話。

世界に僅か1,200台しか製造されなかったフェラーリ・デイトナ365GTB/4ですが、「デイトナ」はあくまでも愛称としてよばれていました。

ちなみにこのモデル、1972年にカーグラフィック誌にも掲載された一台で、なぜカーグラ誌に掲載され、なぜ「幻のフェラーリ」なのかというと、実はボディが全てアルミで作られているからなんですね。

厳密にいえば、オールアルミボディで作られた”公道仕様モデル”のデイトナが世界に一台だけ存在し、レーシングモデルは4台存在したということに。

カーグラ誌に掲載された後は、複数名のコレクターたちが何度も足を運び、鋭意交渉を進めたそうですが、オーナーは一切売るつもりもなく門前払い。

こうして長い年月が過ぎ、オーナーは亡くなり、どういったきっかけで岐阜の某納屋にて発見されたのかは不明ですが、40年ぶりに姿を現したデイトナは土埃だらけながらも、その姿は美しい。

最終的にはオークションに出品され、最終落札価格は驚異の1,807,000ユーロ(日本円に換算して約2.4億円)となっています。

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