既に納期2年以上のミツオカ新型バディが早くも(2022年)一部改良へ!ベースはトヨタ新型RAV4…更に日産が新型アリアをベースにしたEVレーシングカーを世界初公開!
日産がこれまた楽しそうなコンセプトカーを発表したぞ!
続いては、2021年12月2日より日産グローバル本社ギャラリーにて開催中のNISSAN Futuresにて、ピュアEVクロスオーバーモデルの新型アリア(Nissan New Ariya)の高性能パワートレインをベースにしたアリア・シングルシーター・コンセプト(New Ariya Sigle Seater Concept)が世界初公開されました。
おそらくは東京モーターショー2021にて出展されるはずだった注目のコンセプトカーですが、思った以上に刺激的なレーシングカーに仕上げられていますね。
▽▼▽関連記事▽▼▽
このコンセプトモデルは、アリアのパワートレインをシングルシーター用EVレーシングカーのシャシーに搭載したもので、未来の電動車両がパフォーマンスをより追求した場合、どのようなスタイリングになるかを考察したものとのこと(現時点ではそのまま量産化したり、フォーミュラEに参戦することを意味したモデルではない)。
日産の今後の活動を意味するコンセプトカーかもしれない
なお日産グローバルマーケティングブランドエンゲージメント担当副本部長のフアン・オヨス氏によれば「日産では、他がやらぬことをやるという精神がある。このコンセプトモデルは、高性能なアリアのパワートレインの可能性を、モータースポーツのパッケージで追求した。ロードカーのデザインやスタイリングの提案だけでなく、効率的なEVへの新しいアプローチを考察している。本プロジェクトは、市販車からレースカーまでワクワクを提供し、レースカーで培ったノウハウや技術によって市販車をさらに進化させていく日産ならではの取り組みである」と語っています。
なおボディカラーは、新型アリア同様に暁(あかつき)サンライズカッパー×ブラックの2トーンカラーを採用し、ボディスタイルも完全なレーシングカー。
フロント部分には、新世代NISSANのエンブレムも貼付されていますが、”へ”の字タイプのLEDデイタイムランニングライトやエンブレムが点灯するところも、アリアの要素をそのまま引き継いだものと予想されます。
ちなみにアリア・シングルシーター・コンセプトは、日本語の「駿」と「翔」という言葉を体現しているとのことで、「素早く軽やかに走る、力強く、優雅に羽ばたく姿」を表現。
この他、アリアのフロントマスクを踏襲するだけでなく、サイドビューはカーボンファイバーを用いることによりアリアの流動的で無駄のない表面が大胆に表現。
そのため、アリア・シングルシーター・コンセプトは、アリアと同じく空気の力によって形づくられたかのような形を表現しているとのことから、走りの面においても理想的な走りを提供するのではないかと考えられます。