遂に来た!日産の新型フェアレディZが日本のテストコースを走る!見慣れない内装とシンプルなフロントウィンカー点滅、新型Zは「ダンスパートナー」がテーマ【動画有】

2021-12-27

新型フェアレディZの開発コンセプトとは?

ちなみに今回の動画で日産が伝えたかったポイントとしては、「新型フェアレディZがどういう車なのか?」ということ。

日産関係者の吉田知晴 氏によると、新型フェアレディZは「ダンスパートナー」をコンセプトとし、更に掘り下げていくと「長く持ち続けたいクルマ」「長い時間でも乗っていたいクルマ」そして「チューニングを長く愛せるクルマ」となるよう、「長く愛せるクルマ」をキーワードにして開発が進められたそうです。

「やっぱりZだよね」と思わせるクルマ作り

あとは新型だからといって、「奇をてらったことをしない」正統派FRスポーツクーペということで、フェアレディZ本来の走りに特化したパフォーマンス、「ずっと走っててもイメージが変わらないクルマ」「やっぱりこの走りがフェアレディZだよね」と思われるような車づくりを目指してきたとのことで、この点は日産の変わらないスタンスと、新型フェアレディZに対する強い想いがあるからこそ実現できたポイントではないかと思います。


新型フェアレディZはZ35ではなく、Z34後期になる

こちらが新型フェアレディZのフロントマスク。

初代S30型をモチーフにした丸目に加え、フロントフードの独特なプレスラインが懐かしさを更に高めてくれますが、新型独自のエッジを効かせたデザインと、どこか近未来的に思わせてくれるデザイン言語も「日産かなり頑張ったなぁ」と思わせてくれるところ。

っというのも、今回の新型フェアレディZはフルモデルチェンジではなく、Z34の型式を変えないビッグマイナーチェンジになるため、プラットフォームはFR-Lになることから、実質的にはZ34の後期型になります。

とはいえ、パワートレインはV37スカイライン 400Rと同じ排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力405hp/最大トルク475Nmを発揮するため、中身は完全に別物のフルモデルチェンジ級と考えても良いのかもしれません。

リヤビューはZ32型の水平基調をモチーフにしたテールランプで、ここにLEDを採用することで一気に先進性をアピール。

新型フェアレディZは、「新しさ」と「懐かしさ」、そして「Zらしさ」を感じるだけでなく、車内に乗り込んだ時にドライバーが”ニンマリ”してほしいという想いがあるそうで、やはり新型フェアレディZに対する期待値は今後更に高くなりそう。

新型フェアレディZのフロントウィンカーはここが点滅する

こちらが新型フェアレディZのフロントウィンカー点滅時。

”こ”の字型LEDデイタイムランニングライトの上部(円弧)が反転&点滅するような仕組みで、シャープでありながらもちょっとキュートな側面を持つ一台です。

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