【2021年最新版】トヨタ/レクサスは2021年に合計約63.3万台のリコールを届け出ていた!前年比で約50%減、主要モデルのアルファード/ヤリス/カローラ/プリウス等どんなリコール内容か見てみよう
引き続き、トヨタの2021年のリコール内容をまとめて見ていこう
⑥:ハイブリッドシステムの異常により、動力損失の恐れアリ
リコール対象モデル:ノア/ヴォクシー/エスクァイア/シエンタ/プロボックス/JPN TAXI/アクア/プリウスα/レクサスCT200h
リコール件数:9車種・計24,161台(事故無し・不具合385、市場からの情報より判明)
リコール内容:ハイブリッドシステムにおいて、電力変換モジュール制御基板の電気ノイズ耐性不足により、高電圧回路の電圧変動で発生する電気ノイズを電源制御回路が異常と誤検知し瞬間的に停止する場合がある
⑦:走行中にエンストする恐れ有り
リコール対象モデル:ノア/ヴォクシー/アルファード/ヴェルファイア/ハイエース/ランクルス/レクサス他
リコール件数:39車種・計210,363台(事故無し・不具合109、市場からの情報より判明)
リコール内容:低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって燃料により膨潤して変形することがある
▽▼▽関連記事▽▼▽
⑧:ベアリングが破損し操舵ができなくなるおそれ
リコール対象モデル:ピクシスバン
リコール件数:1車種・計13,282台(事故・不具合不明、市場からの情報より判明)
リコール内容:ステアリングギヤにおいてブーツ取付け部のシールが不適切かつエアコンドレンホースが直上にあるため、エアコン凝縮水が当該取付け部に滴下しギヤ内部に浸入するものがある
▽▼▽関連記事▽▼▽
⑨:運転者のブレーキ踏力が弱いと、ブレーキアシスト作動が遅れる恐れ
リコール対象モデル:プリウス
リコール件数:1車種・計40,941台(事故・不具合無し、社内からの情報より判明)
リコール内容:衝突回避支援システム(プリクラッシュセーフティシステム)において、プリクラッシュブレーキアシスト制御プログラムが不適切なため、前方に衝突の可能性がある車両を検知した際、警報および警告表示は正常に作動するが、運転者のブレーキ踏力が弱いと、ブレーキアシスト作動が遅れる場合がある
⑩:アイドリングストップ後に再始動しない恐れ
リコール対象モデル:アルファード/ヴェイルファイア
リコール件数:2車種・計50,983台(事故無し・不具合22件、市場からの情報より判明)
リコール内容:アイドリングストップ搭載車において、制御プログラムが不適切かつバッテリの断熱が不十分なため、長時間アイドリングによりバッテリ温度が高い状態で使用を繰返すと、劣化抑制の再生充電が不足してバッテリが異常劣化することがある
▽▼▽関連記事▽▼▽
⑪:走行中にエンストする恐れあり
リコール対象モデル:86
リコール件数:1車種・計3,108台(事故・不具合不明、市場からの情報より判明)
リコール内容:燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって燃料により膨潤して変形することがある
▽▼▽関連記事▽▼▽
⑫:倍力作用が損なわれて制動停止距離が伸びるおそれ
リコール対象モデル:GRスープラ
リコール件数:1車種・計2,741台(事故・不具合無し、社内からの情報より判明)
リコール内容:エンジン制御用コンピュータにおいて、制御プログラムが不適切なため、始動直後にエンジンを停止する等の操作により、エンジンに逆回転方向の力が加わり、バキュームポンプ内の潤滑油が逆流して構成部品が損傷することがある
▽▼▽関連記事▽▼▽
⑬:3種類(緊急通報装置/ハイブリッドシステム/エキマニ)の不具合
リコール対象モデル:ヤリス/ヤリスクロス/GRヤリス/ハリアー/アルファード/ヴェルファイア/カローラ/RAV4/クラウン/プリウス/ランドクルーザープラド/レクサス他
リコール件数:39車種・計111,842台(事故無し・不具合9件、市場からの情報より判明)
リコール内容:省略
▽▼▽関連記事▽▼▽
⑭:走行中にガラスが脱落する恐れ有り
リコール対象モデル:ピクシスバン
リコール件数:1車種・計185台(事故・不具合不明、市場からの情報より判明)
リコール内容:後面ガラスにおいて、接着工程の管理が不適切なため、下塗り剤(プライマー)が塗布されていないものがある
▽▼▽関連記事▽▼▽
⑮:後席ガラスのモールディングが脱落する恐れあり
リコール対象モデル:クラウン
リコール件数:1車種・計44,796台(事故無し・不具合120件、市場からの情報より判明)
リコール内容:後席ドア後部のクォータウィンドウガラスのモールディングにおいて、取付構造が不適切なため、冷熱の繰返しで取付部が劣化して剥がれることがある
▽▼▽関連記事▽▼▽
⑯:パトカーなのにサイレンが鳴らない
リコール対象モデル:220系クラウンパトカー
リコール件数:1車種・計197台(事故無し・不具合3件、市場からの情報より判明)
リコール内容:警察車において、サイレン用アンプの制御プログラムが不適切なため、サイレンを吹鳴せずにマイク音量を最大で使用すると、当該アンプに過電流が流れる場合がある
▽▼▽関連記事▽▼▽