【予想はしてた】フルモデルチェンジ版・レクサス新型NXをきっかけに、リヤエンドの”L”マークエンブレムから”LEXUS”のレタリングに統一する模様

そうなるとテールランプとの親和性を持たせる意味で一文字を採用する可能性が高い

2021年10月7日に発表/同年11月以降に発売されたレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NX。

新型NXの大きな特徴の一つといえば、リヤテールゲートに採用された”LEXUS”のレタリングバッジで、これまで貼付されてきた”L”マークエンブレムを廃止にしました。

この流れは、2022年1月12日に発売されるフルモデルチェンジ版・新型LX600にも採用されていて、同じくリヤテールゲートに”LEXUS”のレタリングバッジが貼付され、更にレタリングとの親和性を持たせる意味でテールランプも一文字を採用しています。

現時点で”LEXUS”のレタリングは、新型NX/新型LXの2車種のみとなっていますが、どうやら今後は他のレクサスの新型車でも「採用される可能性が高い」と報じられています。


まずは共通性を持たせやすいSUVからレタリングに統一?

海外カーメディアMotor Trendとレクサス・グローバルマーケティング責任者であるブライアン・ボラン氏とのインタビューにて、「レクサスの変化がこれから起きようとしている。その変化がこれから必要である。”LEXUS”のレタリングに変化することが大きな変化とは言えないが、今後この動きが見られるだろう」とコメント。

恐らく次に登場するであろう新世代ピュアEVの新型RZ450eや、フルモデルチェンジ版・新型RXといったSUV系が立て続けに登場するため、共通性を持たせる意味でもレタリングが採用される可能性が高いことを示しています。

新型RZ450eには既に”LEXUS”のレタリングバッジが採用されることは判明している

ちなみにこちらが、既にレクサスが公式ティーザー画像にて公開した新型RZ450eのリヤビュー。

リヤテールランプは一文字式で、両サイドにL字型のアクセントを加味していますが、やはりこのモデルも”L”マークエンブレムではなく、レタリングを採用しているのが確認できますね。

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そしこちらが、2022年秋頃以降に発売予定の新型RXのシルエット。

基本的にはキープコンセプトで、ヘッドライトレイアウトは新型NXに倣うデザインとなりますが、おそらくこのモデルのリヤテールゲートにもレタリングが採用されるものと考えられます。

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レクサスは横文字のレタリングを採用するタイミングが他メーカーに比べて遅かった

こうした流れというのは、レクサスだけでなく日産(Nissan)も同様で、更に海外メーカーではランドローバー・レンジローバー(Land Rover Range Rover)やジープ・グランドワゴニア(Jeep Grand Wagoneer)、GMCハマー(GMC Hummer)、ポルシェ・カイエン(Porsche Cayenne)なども同様。

言い方を変えれば、レクサスは少し時代の流れに乗るのが遅かったということになりますが、今後はグローバル化の推進を加速させるものと予想されます。

レクサスはインフォテイメントシステムにも力を入れるようだ

ちなみにレクサスは、レタリングだけに力を入れるわけではなく、内装のインフォテイメントシステムにも力を入れていく予定で、それこそ新型NXのように14インチのタブレット型巨大ディスプレイオーディオや、Apple CarPlay/Android Autoと統合する新たなタッチセンシングを導入するなど、より先進的なものになることが期待されています。

ただ、これは前回のブログでもお伝えの通りなのですが、新型NXを実際に所有してインフォテイメントシステムや巨大ディスプレイオーディオを操作してみて、確かに先進性は大幅に向上したとは思うものの、その一方でユーザー向けとは思えない程に使いづらく、まだまだ改善しなければならないポイントが多数。

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ただ進化させるだけで終わらせるのではなく、ユーザビリティ/使いやすさを目指したインフォテイメントシステムを導入してほしいところです。

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Reference:CARSCOOPS