トヨタ新型カローラクロスの予防安全装備Toyota Safety Senseはまだまだ改善が必要?「LTAのステアリングの調整幅が大きく揺れる」「前方に車両がいるのに勝手にハイビーム」等

引き続き、トヨタ新型カローラクロスの気になる/グッドポイントをチェックしていこう

ブラインドスポットモニター[BSM]はかなり使い勝手が良い

続いてトヨタ新型カローラクロスのブラインドスポットモニター[BSM]について。

こちらは、隣の車線を走る車両をレーダーで検知することで、ドアミラーでは確認しにくい後側方エリアに存在する車両に加えて、隣接する車線の最大約60m後方までモニターし急接近してくる車両も検知するというもの。

車両を検知するとドアミラーに搭載されたLEDインジケーターが点灯し、ウインカーを操作するとLEDインジケーターが点滅することで、より注意を喚起する機能となりますが、その説明の通り使い勝手としては十分。

特に一般道で幅の狭い片側2車線の道路だとブラインドスポットモニターが活躍していて、自身が運転しているときに「若干右側(左側)の車線寄りになっている?」かどうかの目印にもなります。


新型カローラクロスのサイドミラーは大きく、左右後方の視界が充実している

そしてここから予防安全装備以外のポイントをチェックしていきましょう。

実際に1か月以上所有してみて感じこととして、サイドミラーが非常に大きく、左右の後方視界がハッキリ見えること。

先程のブラインドスポットモニター[BSM]も含めてになりますが、サイドミラー全体が非常に大きく、視界も充実しているため、走行中の左右の白線がはっきりと確認できるんですね。

そのため、運転席からのフロントの視界だけでなく、瞬間的にサイドミラー越しでも自身の走行位置(中心よりも右寄り、もしくは左に寄り過ぎていないか)を明確に確認できるのは有難いところです。

オートブレーキホールドにメモリー機能が無い

続いては、オートブレーキホールド。

これはちょっと贅沢な不満点になると思いますが、ホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)を所有している身としては、やはりオートブレーキホールドのメモリー機能は欲しかったところ。

このメモリー機能というのは、エンジンを再始動しても常時オートブレーキホールドがON状態になっていることを意味していて、しかし新型カローラクロスだとエンジン再始動もしくはシートベルトを外すとオートブレーキホールドが解除されてしまうため、そのたびに必ずONにしなければならないんですね。

「いや、それぐらいでグチグチ言うなよ」と思われるのは理解していますが、新型ヴェゼルで一度メモリー機能を経験してしまうと、「次回の一部改良やマイナーチェンジに期待したい!」と思ってしまうのが正直なところです(もしくはブルーバナナのアクティブブレーキホールドでメモリー化するなどの方法もある)。

以上、新型カローラクロスのちょっと気になるポイント、グッドポイントなどをご紹介しましたが、予防安全装備Toyota Safety Senseは改善余地があるとして、それ以外は特に不満に感じるポイントは少なく、オートブレーキホールドのメモリー化は”色々ひねり出した”結果出てきたポイントなので、それだけ満足度としては非常に高め。

やはりコストとの兼ね合いを考えると評価は高めですし、このモデルの一部グレードの納期が半年近くまで伸びているのも納得です。

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