フルモデルチェンジ版トヨタ新型ノアの実車内外装を見てきた!気になるポイント多め「ドリンクホルダーが小さい」「えっ、テールランプはそこ光るの?」等

2022-01-13

引き続き、トヨタ新型ノアの気になるポイントを見ていこう

③:世界初のフリーストップバックドアは、好きな位置で止めた後は閉めることしかできない

続いてはトヨタ新型ノア/ヴォクシーにて初採用されたフリーストップバックドア機能ですが、これは電動テールゲートではなく、手動でのテールゲートオープン時に使える機能で、いわゆる「バックドアを好きな位置で止めることができる」という優れもの。

ただしこの機能を実際に使用してみて気になったポイントとしては、一度その位置でバックドアを止めてしまったら、その位置からは更に開くことはできず、一度閉め切らないといけないということ。

「ちょっと開度が小さかったな…もう少し大きめに開けよう」という修正が出来ない上に、バックドアは想像以上に大きく重いので、閉めるのもちょっと一苦労…この点は個人的に気になったところです。


④:CD/DVDデッキの収納場所は?ドリンクホルダーが小さい?

続いては新型ノアの内装について見ていきましょう。

まず気になったポイントとし、オプション設定になっているCD/DVDデッキの収納場所ですが、上の黄色四角にある車検証入れなどのグローブボックスとなります。

おそらくドライブレコーダーもグローブボックスもしくはダッシュボード上のアッパーボックスに収納されるものと予想されますが、仮にグローブボックスにユニットが収納されるとなると、車検証以外の小物系は全く収納出来ない可能性が高そうです。

そして個人的に気になっていたドリンクホルダーですが、まず上の白丸にある通り、エアコンの吹き出し口付近設けられるのですが、このカップホルダーの径が小さく、350mL缶がギリ入るか微妙なサイズ感で、少し大きめの600mLペットボトルになるとさすがに入らないレベル。

そういったペットボトル系に関しては、橙丸の内ドア部分に設けられているドリンクホルダーを利用することになりそうです。

⑤:S-Gグレードのメーターは4.2インチと古さを感じる

続いて新型ノアのメーターを見ていきましょう。

新型ノア/ヴォクシーでは、Z/S-Zグレードに限りメーターの液晶ディスプレイが7.0インチのTFTマルチカラーにアップデートされますが、それ以外のグレードは全て4.2インチの長方形タイプのディスプレイが搭載されます(上の画像はハイラックスの4.2インチメーター)。

イメージとしては上のようなレイアウトのメーターが採用されていて、両サイドにはリング状のアナログメーターを装備。

新型といえどもちょっと時代の古さを感じるところもあり、競合モデルのホンダ新型ステップワゴンでは、全グレード標準にて10.25インチのフルデジタルメーターを標準装備のため、この点で少し先進性に差が感じられるように思います。

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⑥:2列目キャプテンシートは前後スライドのみで、左右のスライドは無し

最後は、新型ノア/ヴォクシーの2列目キャプテンシートについて見ていきましょう。

S-Gグレードなのでシート表皮はフルファブリック、シートリクライニングやシートスライド調整はシンプルな手動レバー式になりますが、今回の新型では前後のスライドのみに対応し、左右のスライドが廃止になったのは残念。

トヨタとしては、2列目から3列目へのアクセスのし易さに重きを置いているそうで、今回の新型では左右のスライドを廃止にしたとのこと(その分シートアレンジも少なくなる)。

先代80系では採用されていて、競合のホンダ新型ステップワゴンでも採用されてる左右のスライド機能ですが、この点は実際に所有していく中で評価できればと思います。

トヨタ新型ノア/ヴォクシーに関する最新情報はコチラにてまとめています。

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