やはり出てきたか…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300のレプリカが登場→ベースはランクル200で中国製ボディキットを移植するようだ【動画有】

ただし、中国のアフターパーツメーカーがトヨタから許可を得たかは不明

2022年8月2日に発表・発売されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)。

昨今の諸事情による部品供給不足や、半導体の供給不足により長納期化が当たり前となっているなか、トヨタ公式ホームページより新型ランクル300に限り「納期4年以上」と公表され話題となりました。

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既に中古車サイトやオークションサイトでは、新車車両本体価格の2倍~3倍にて転売されるほどのプレミア価値を持ちますが、早くもこのモデルのレプリカが中国にて登場しているようです。


厳密には、新型ランクル300を模倣するボディキットのようだが

こちらが今回、中国のアフターパーツメーカーGBT(Get Beat Trips)が公開した新型ランドクルーザー300を模倣する専用ボディキット「Restyling Bodykit」のプロトタイプ。

ベースとなるのは、トヨタ先代ランドクルーザー200になるため、見た目以外の基本的なプラットフォームやアルミホイール、エンジン、内装などは新型ランクル300ではないので要注意。

上の画像は、あくまでも試作段階での画像になるようですが、ヘッドライトまで新型ランクル300と同じように見えるものの、よ~く見てみると本物に比べてヘッドライト意匠に若干の違いも?

こちらが本物の新型ランドクルーザー300のフロントマスク。

こうして見比べてみると、L字型LEDデイタイムランニングライトの形状に若干の違いがるようですが、ヘッドライト系以外は基本的に全く同じ形状に仕上げられていますね。

またトヨタ公式から許可を得て製作しているかは全く不明ですが、おそらく中国としても新型ランクル300の高需要、先代ランクル200を所有するユーザーからのリクエストを受けて設計・開発を進めたのではないかと考えられます。

ちなみにこちらが、先代ランドクルーザー200をベースに、新型ランクル300顔のボディキットへと移植する動画の一部。

ボディキットのカラーは、ユーザーの要望に合わせて選択可能とのことで、トヨタ純正塗料との違いがどれだけあるのか?ほぼ同じ見た目なのかまでは明らかになっていません。

リヤテールランプレンズはランクル200ベースだが、テールデザインは新型ランクル300風

上の画像が、(Before)ランドクルーザー200と(After1)新型ランドクルーザー300。

リヤ部分を見ていくと、リヤテールランプまでは新型のテールレンズを移植することはできなかったようで、基本的には先代ランクル200からの流用ということになりそう。

ただ、リヤロアバンパーは新型ランクル300に近いデザインで、テールゲートも独自設計で本物に近づけているのはわかります。

現時点で新型ランクル300を模倣するボディキットの価格帯は明らかになっておらず、将来的に市販化されるかは未定ですが、おそらく日本国内にも導入される可能性は高そう。

盗難のリスクは更に高まりそうだ

あとは予防安全装備Toyota Safety Senseに対応できているのかどうか?というところも気になりますし、少々不安なのは、見た目が新型ランクル300にそっくりだからこそ、盗難のリスクも高まる恐れもあるということ。

もちろんランクル200の需要も高く、盗難の対象に含まれているのは事実ですが、既にプレミア価値が付いているランクル300となる、より狙われやすくなることも十分に考えられるかもしれません(特に盗む時間帯が夜間であれば、本物と間違われやすい)。

【GBT New Design Facelift Bodykit For Toyota LC200 Upgrade LC300 Model】

中国では、メルセデス・マイバッハSクラスにそっくりなレプリカモデルも登場?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!