【国内限定200台のみ!】ホンダ・シビックタイプR”リミテッドエディション”がオーストラリアのサーキットにてFF最速記録を更新!ちなみに中古車市場ではいくらで販売されている?

シビックタイプRのFF最速の称号に対するこだわりは相当に強いようだ

2022年秋頃に発表・発売予定となっているホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R)。

ドイツ・ニュルブルクリンクサーキット・ノルドシュライフェでの前輪駆動(FF)最速を目指すハードコアスポーツハッチバックで、シビック史上最高のパフォーマンスを持つ一台と言われています。

そして今回、先代FK8&国内限定200台のみ販売された特別仕様車シビックタイプR”リミテッドエディション”(Limited Edition)が、オーストラリア・ベンドモータースポーツパークにてFF最速記録を更新しました。


ライバルのルノー・メガーヌRSトロフィーRの記録よりも2秒速く更新!

今回シビックタイプR”リミテッドエディション”にて、オーストラリア・ベンドモータースポーツパークでの記録に挑戦したのは、オーストラリアGTチャンピオンシップや同国エンデュランスチャンピオンシップでの出場経験のあるトニー・ダルベルト氏。

サーキットコース4.95kmを僅か2分12.260秒にてクリアしました。

これは、競合モデルとなるルノー・メガーヌRSトロフィーR(Renault Megane RS Trophy R)の2分14.316秒よりも2.056秒速いことを意味します。

リミテッドエディションは、軽量化のために遮音材等を廃除し、ミシュラン製パイロットスポーツカップ2タイヤを装備する20インチBBS鍛造アルミホイールを標準装備。

更に足回りにおいては、改良されたサスペンションダンピングや再調整されたステアリングに交換され、標準仕様のシビックタイプR(FK8)よりも22.68kgの軽量化に貢献しています。

ちなみにトニー・ダルベルト氏は、リミテッドエディションでラップタイム計測の前、スタンダードなシビックタイプRで2分13.251秒の記録。

これはリミテッドエディションよりも0.99秒遅いことを意味しますが、軽量且つグリップ力のあるサーキット向けタイヤを装着するリミテッドエディションに対し、スタンダードモデルはコンチネンタル製タイヤを装着するため、タイヤ性能でも若干の差が出たものと考えられます。

リミテッドエディションのFF最速記録の挑戦はまだまだ続く?

なお、ホンダ公式が公開したラップタイム最速動画では、残念ながらメーター速度などを確認することはできないものの、多くのスイープコーナーに対してかなりギリギリのラインを狙ったクイックな走りが印象的。

現時点でリミテッドディションのFF最速記録に関する情報は、ベンドモータースポーツパークのみと記憶していますが、この他のHungaroring/Estoril/Silverstone/Spa-Francorchamps/Magny-Coursサーキットでのタイムも気になるところですし、何よりもニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでは、スタンダードなシビックタイプRの7分43.80秒をどれだけ上回っているのかも気になるところです。

【Honda Civic Type R sets new lap record at The Bend】

転売の対象となっているリミテッドエディションは、国内の中古車市場にていくらで販売されているのか?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!