フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンの一般受注開始から僅か1か月で「2万台突破」との報道!更に初回生産から部品供給絡みで納期遅れが生じる恐れも?

新型ノア/ヴォクシーのバックオーダー7万台も強烈だが、新型ステップワゴンの2万台も凄いな

さてさて、2022年5月26日に発表・発売予定となっているホンダのフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)ですが、このモデルの一般先行予約が同年2月上旬より開始され、僅か1か月ほどで2万台以上の先行予約が入っていることが明らかとなりました。

自動車情報誌ベストカーさんの報道によると、先行予約開始日から発売日までの目標予約数2万台を僅か1か月で突破したとのことで、しかも全体の50%以上がハイブリッドタイプの「SPADA e:HEV」とのこと。

一方でノーマルボディAIRは思った以上の伸びが無く、反対にオデッセイ(Odyssey)の後継に位置する最上級グレードSPADA PREMIUM LINEは、全体の10%以下に留まっているとのことです。


新型ステップワゴンの発売前評価は高めで、発売前の特別展示会も影響しているようだ

ちなみにホンダ新型ステップワゴンの発表・発売日は2022年5月26日ですが、なぜ2021年12月にティーザーキャンペーンを開始したり、2022年1月の東京オートサロン2022に出展したかについては、競合モデルとなるトヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)に対抗するため。

先に1月13日に発表・発売された新型ノア/ヴォクシーに集中してしまうことを避けるためにも、事前に新型ステップワゴンが発売されることを事前アピールしておけば、「ミドルサイズミニバンの選択肢が広がる」という印象を与えたかったのだと考えられ、更に発売までに全国を対象に先行特別展示会を開催することで「実車に触れることができる」ため、こういったイベント系も大きく影響しているようです。

詳細については、以下の関連記事にもまとめていますので、新型ステップワゴンや新型ノア/ヴォクシーで迷っている方は参考にしていただけますと幸いです。

▽▼▽関連記事▽▼▽

新型ステップワゴンで一番懸念されるのは納期

ただその一方で、大きく懸念されるのが納期。

既に国内ニュースメディアJIJI.comでも報じている通り、2022年3月前半まで予定していた国内2工場の減産を、同年3月末まで延長することを正式に発表。

昨今の諸事情による部品供給不足はもちろんのこと、半導体の供給不足が長期化し、更に昨今の世界情勢の影響も重なって空輸が一部ストップしていることも影響しているそうです。

▽▼▽関連記事▽▼▽

こうした予期せぬ納期遅れの対象になり得るのが新型ステップワゴンで、発売自体は2022年5月26日と2か月以上先ではあるものの、先述の通り空輸の一部ストップで部品が入ってこないといった問題が起きることも考えられるため、ホンダ公式が公表している2022年3月7日時点での工場出荷目途よりも、更に遅れることも想定しておいた方が良いかもしれません。

【新型ステップワゴンの工場出荷目途(2022年3月7日時点)】

◇新型ステップワゴン・ガソリン車:4ヶ月程度

◇新型ステップワゴンe:HEV:5ヶ月程度

ようやく新型ステップワゴン特別展示会の詳細も明らかに!展示されるグレードは?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!