ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)公式発表後のSNSの反応→「頑張ったな日産!これは破格だ」「高いよ!こんなの買えるわけないだろ」【動画有】

日産の新型フェアレディZが「高い」と感じる方は、様々なものを引き合いに出している可能性も?

それでは反対に、なぜ日産の新型フェアレディZは「高い」という意見が存在するのか?ですが、これには様々な理由があると思われ、その一つは「他の安価なスポーツカー」と比較していること。

例えば、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型GR86やスバル新型BRZのように、200万円台から購入できるモデルと比較している例もあり、「同じFRスポーツクーペで500万円~700万円は高すぎる!こんなの誰も買わない」といった意見もあるようです。

純粋に「高い」と感じるよりも、「高いと思わせる理由を探している」可能性も

ただ、排気量2.0L 水平対向4気筒自然吸気エンジン(最高出力235ps/最大トルク250Nm)を搭載する新型GR86/BRZと、V6ツインターボエンジンを搭載する新型フェアレディZを同じ土俵に立たせるのはちょっと違うようにも見え、おそらく「高い」と感じている方の多くは「高いと感じる理由を探しているのでは…?」とも考えたり。

例えば、初期型GT-R R35が車両本体価格777万円で購入できたように、「初期のR35はあんなに安いのに、フェアレディZは高すぎる」だとか、「BMC前のZは300万円台から購入できた」「日本人の給料は上がらないのに、車の値段だけがどんどん上がっている。フェアレディZも同じだ」など、何か別の(否定的な)理由を付けて”買えない”というアピールをしているだけなのかもしれません。


様々な意見はあれど、このご時世にピュアスポーツカーを発表してくれた日産には感謝

クルマの高い・安いの価値観は人それぞれなので、決して「新型フェアレディZが高い」という意見に対して否定するつもりはないのですが、少なからず今回の価格設定は日産の企業努力が見られ、日に日に求められる安全性能や品質、そして様々な企業に追い打ちをかける部品・半導体の供給不足、材料費の高騰などを考慮すると、現代のハイパフォーマンススポーツカーでは「日産本当にありがとう」といえるほどの頑張りだと思うんですね。

あとは、新型フェアレディZが「高い」「安い」に関わらず、本当に欲しいと思っている方は「既に行動」している可能性もあり、「高くても何とか買える」「想像いていたよりも安い。見積もりとって買おうと思う」など、前向きに考えている人も多いと思います。

恐らく近日中に登場するであろう6速MT仕様のトヨタ新型GRスープラや、ホンダ新型シビックタイプR(FL1型)と比較しても、「日産って実はかなり頑張ってたんだな」と思えるときがくるかもしれませんし、何よりも今の新車価格で購入しておかないと、数年後に価格高騰している可能性もあり「あのとき購入しておけば良かった」と思う時がくるかもしれませんね。

日産の新型フェアレディZに関する最新情報は、コチラにてまとめています。

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