ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)の購入を検討してみる。「バーガンディ×ベースグレードが想像以上の人気」「NISMO?と噂された”アノ”モデルの正体も」

2022-09-27

岡山国際サーキットに突如登場した謎の新型フェアレディZは、NISMO開発のレーシング仕様だった

以前、岡山国際サーキットにて日産の新型フェアレディZ NISMO?と思わしき開発車両がスパイショットされ話題となりましたが、このモデルの正体が遂に判明しました。

NISMO(日産モータースポーツ&カスタマイズ)が2022年4月28日に公開した公式プレスリリースより、同年6月4日~5日に富士スピードウェイにて開催される「NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」に、新型フェアレディZをベースとしたレースカーでテスト参戦することを明らかにし、エクステリアデザインも公開しました。

詳細については後日発表されるとのことですが、岡山国際サーキットにてスパイショットされた個体と全く同じフロントフードダクトが設けられ、リヤ部分には固定式リヤウィングを装着。

公道仕様ではなくサーキット仕様とのことですが、今のところNISMO&公道仕様の新型フェアレディZが市販化されるとの情報はありません。


NISMOからは2台のレーシングカーが参戦

NISMOの公式プレスリリースを見ていくと、新型フェアレディZをベースにしたレーシングモデルが2台参戦するとのことで、今回発表されたモデルの詳細に加え、もう一台の詳細とサプライズに期待したいところです。

スーパー耐久シリーズの第2戦として開催される「富士24時間レース」では、改造範囲によってクラス分けされた多種多様な車両がエントリーして、24時間にわたって車両の性能を競います。

今回、日産/NISMOは新型「Nissan Z」の様々なモータースポーツカテゴリーでの活用の可能性を探り、実戦データを得るために、NISMOからエントリーする1台に加えて、「フェアレディZ」での同シリーズ(ST-3クラス)への参戦経験が豊富なMax Racingを加えた2台でST-Qクラスにテスト参戦します。

24時間というタフなレースを通じてクルマを鍛え、Zにふさわしい、ワクワクするレースカーの開発を目指します。詳細は後日発表します。

via:NISMO

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Reference:NISMO