ドイツ人オーナーに納車されたクラシックゴールドのランボルギーニ新型カウンタックLPI 800-4が特別展示!やはりカウンタックは走る芸術だ
見れば見る程に美しいランボルギーニ新型カウンタックLPI 800-4
引き続きランボルギーニ新型カウンタックLPI800-4を見ていきましょう。
ドア開閉は、ランボルギーニの象徴ともいえる「上に持ち上がる」タイプのシザードアを採用。
しかも垂直ではなく、少し角度を設けたドア開閉で、この技術が採用されたのはアヴェンタドールから。
アヴェンタドール以前のムルシエラゴやディアブロ、カウンタックでは、垂直に上下する機構が採用されています。
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初代カウンタックのデザイナーの特徴を捉えたところも
引き続き新型カウンタックを見ていきましょう。
同車は、初代カウンタックのデザイナーであるマルチェロ・ガンディーニ氏との直接的なつながりは無いものの、同氏のデザインの特徴でもあるリヤフェンダーが後方に向かって上っていくようなデザインが引き継がれています。
ただ、マルチェロ・ガンディーニ氏は新型カウンタックに関するプロジェクトを一切聞かされていなかったため、ランボルギーニに対して強い嫌悪感を抱いていたという話も(そういった意味では過去との決別を意味するモデルなのかもしれない)。
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リヤビューは新型シアンの名残が強い
リヤビューは新型シアンをモチーフにした片側三灯式テールランプを受け継いでいますが、テールランプ周りは先代カウンタックをモチーフにしているため、結果的には先代カウンタックをモチーフにした新型カウンタックということに?
マフラーはセンター中央寄りのクワッドエキゾーストパイプをインストールしますが、そのエキゾーストサウンドは結構控え目。
ただタイヤはほぼ剥き出しの状態になっているため、走行中に後続に付けば飛び石攻撃を受けることは間違いなさそう。
内装はほんの一部ですが、ホワイト系のビアンコレダをベースにした本革シートを採用し、ゴールドのカラードステッチとファイティングブルの刺繍、そしてブラックのアクセントカラーを追加した絶妙なトリプルカラーを採用しています。
ところで新型カウンタックの燃費ってどれぐらい?
少し見づらいですが、フロントエンドには”Countach”のレタリングバッジが貼付され、しかもゴールド+アルマイト処理された特別なエンブレム。
ヘッドライト意匠もシンプルな単眼LEDで、直下にはLEDデイタイムランニングライトを搭載した、ディアブロ後期仕様っぽい顔つきに。
ちなみに新型カウンタックLPI 800-4は、シアン同様にスーパーキャパシター技術を組み合わせたマイルドハイブリッド仕様ですが、カタログ燃費としては5.13km/Lではあるものの、おそらく実燃費としては1~2km/Lほどではないかと推測されます(新型シアンの実燃費が1km/L付近らしい)。
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