トヨタ新型カローラクロスが納車されて6か月が経過!元々はユーザーのキャンセル車両を購入・契約→今ではメインカーとしてフル活用中

2022-07-07

引き続き、トヨタ新型カローラクロスが納車されて半年経過してのインプレッション

引き続き、トヨタ新型カローラクロスを見ていきましょう。

デザイン面に関しては、トヨタお得意のキーンルックグリルが採用された大口タイプ。

ヘッドライト意匠も独創的な四眼ポジションランプ&シーケンシャルLEDウィンカー、シームレスなLEDデイタイムランニングリア、そして単眼タイプのBi-Beam LEDヘッドライトを搭載しますが、こうしたレイアウトが将来的にトヨタのラインナップモデルでも採用される可能性もあり、その先駆けとして新型カローラクロスにて採用されたのであれば満足度は更に高まりそう。

日本仕様の新型カローラクロスがリークされた当初、多くのユーザーが否定的な意見を持っていて、「カローラシリーズといえども”C”マークエンブレムは受け付けない」「フロントバンパーデザインがダサい」「なぜ海外仕様のデザインに統一しなかったのか?」と集中していましたが、今では累計オーダー数も5万台近くですし、結果的にはトヨタの大人気売れ筋モデルとなっています。


総合的には「普通のSUV」だが、その”普通”を突き詰めたところは「トヨタ攻めたな」と高く評価できる

BMWの巨大キドニーグリルや、レクサスのスピンドルグリルも同様ですが、何か新しいことに挑戦するために大胆なデザイン変更をすることは「まず批判・否定」から始まるのは致し方なく、それだけ世間が注目しているわけですし、そのデザインが徐々に見慣れてくれば、「意外とカッコいいな…」「結構好きかも…」と変化してくる可能性も。

何よりもコストパフォーマンスに優れている新型カローラクロスの場合は、このご時世には珍しい「敢えて装備内容を控える(シンプル)」ことで車両本体価格を抑え、しかしユーザーにとって必要な乗り心地や走りの面はカローラシリーズでしっかりと改良を重ね、CセグメントSUVの立ち位置に相応しい「普通のSUV」を作り上げたことも大きな功績ではないかと考えています。

意外とありそうで無かったSUVのベンチマークに焦点を当てた一台ですし、特別感や面白みがあるかと言われると難しいところですが、多くの人が馴染めるような車だと考えていますし、トヨタが「人に寄りそう車」を作る姿勢を上手く表現したモデルだと思っています。

ちなみに2022年5月13日時点での、新型カローラクロスの工場出荷目途としては、ガソリンモデルだと3~4か月程度、ハイブリッドモデルだと半年以上となっています。

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