フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシー・ハイブリッドの実燃費は優秀!何とWLTCモード平均燃費超え…ところで「WLTCモード燃費」って何?

2022-07-07

トヨタ新型ヴォクシー・ハイブリッドの実燃費をチェックしていこう

50km走行しての実燃費は23.1km/Lとカタログ超え

それでは、トヨタ新型ヴォクシーを実際に走らせての実燃費をチェックしていきましょう。

上の画像は、トヨタ/レクサスオーナー専用アプリMY TOYOTA+にあるマイカーログにて確認できますが、一番上が「その日1日の総走行距離や総運転時間、総平均速度、総平均燃費」となります。

総走行距離は57kmで、総平均燃費は23.1km/Lとカタログ燃費であるWLTCモード平均燃費23.0km/Lを超えていることが確認できます。

走る場所によっても、市街地モードや郊外モードに近い燃費を実現

上のデータは、全て下道にて走らせた場合の実燃費になりますが、やはり走行する時間帯によっては、渋滞などでストップ&ゴーを繰り返すために燃費が悪化することもありますが、それでも市街地モード燃費に近い21.5km/Lを記録。

そして夜間時になると、車通りが少なくちょっとした田舎道(信号少な目)を41km走らせての実燃費は、郊外モードに近い23.7km/Lを実現。

高速道路での平均燃費もカタログ値に近い

この他にも、上の画像の通り片側1車線の自動車専用道路(無料区間)を走行しての実燃費が上の通り。

夜間時で車通りも少なく、若干スピードが乗りやすい時間帯ではあるものの、それでも68km走らせての実燃費は21.4km/Lを実現(高速道路モード燃費では22.2km/L)。

もちろん、先ほどの総走行距離57km走らせたデータや、こちらの68km走らせた場合のデータ含め、周りの流れに合わせた走りをすること前提でのインプレッションとなるため、そう考えるとWLTCモード平均燃費と実燃費は近しい数値であることもわかります。

その時の天候や速度によって大きく変化することはもちろんですが、アップダウンを繰り返さず、なるべく定速走行&低回転域を維持するような走りができれば、WLTCモードに近い燃費をたたき出すことも可能なのかもしれません。


給油警告灯が点灯もしくは、航続可能距離が0kmになっても実際に走れる距離は多め

ここからは、決してオススメできるものではありませんが、もしものときを想定して参考にしていただけますとありがたいです。

新型ノア/ヴォクシーでは、給油警告灯が点灯すると「燃料タンク容量が残り7.8L以下」になること意味するため、上の画像の給油後平均燃費が20.0km/Lだった場合、理論上としては残り156km走行可能ということに。

詳細については、以下の関連記事にもまとめていますが、航続可能距離が残り0kmになっても60km走行できることは確認していて、走り方次第では更に+40km走行できることも判明しているので、次回3回目の給油報告では、更に攻めた燃費報告ができるかもしれません。

もちろん、こういった方法は決してオススメできるものではないですし非常に危険なので、給油警告灯が点灯した時点もしくは点灯する前に給油することをおススメ致します。

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