もうこんなことになってるのか…トヨタ新型ヤリスクロスHEVの納期が1年近く、新型カローラクロスHEVや新型ハリアーの上位グレードは1年以上に

2022-07-07

引き続き長納期化が懸念されるトヨタの新型車をチェックしていこう

安価な価格帯で充実した装備内容だからこそ売れまくっている新型ヤリスクロス

そしてこれも驚きだったのが、2022年8月頃に発表・発売予定となっているマイナーチェンジ版・トヨタ新型ヤリスクロス(New Yaris Cross)。

既にマイナーチェンジ前の受注は一旦ストップしているとのことですが、未だMC前のバックオーダー分を捌けていないとのことで、場合によってはマイナーチェン後のモデルが納車される可能性も高いとのこと(価格もアップするため、その分の差額をディーラーがどのように処理するかは検討が進められている模様)。

こうした問題に関しては、この後登場する新型ハリアー(New Harrier)でも同様ですが、改めて考えると国産モデルで納期1年以上というのも異常。

部品供給不足や半導体の供給不足により、一時的に工場を停止せざるを得ない状況ですし、2022年6月以降も同様の問題を回避することは難しいのかもしれません。


新型アクアも2022年7月に一部改良予定だが…

続いては、2021年7月に発売されて10か月以上が経過しているフルモデルチェンジ版・新型アクア。

発売当初の注目度は、ヤリスに比べると少し低めでしたが、その後長納期化するモデルが増えてくるなかで、新型アクアは一時期1か月~2か月で納車可能だったため、一気にオーダーが集中したともいわれていました。

しかしながら、その勢いも部品供給不足と半導体不足の猛威に振るわれ、気が付けば納期も「2022年内に納車できるかどうか…」というところです。

新型アクアに関しても、2022年7月に初の一部改良版として発売される予定で、更にハイパフォーマンスグレードのGR SPORTも追加設定される予定なので、より注目度を高める一台になると思われます。

新型ハリアーも一部改良で商品力を一気に高めるため、更にオーダーが増えることは想像に難しくない

そして最後は新型ハリアー。

ランドクルーザー300に続く長納期モデルだと思いますが、このモデルもグレードによって納期差がかなり大きく、特にZ/Zレザーパッケージの納期が1年以上となり、更にハイブリッドモデルともなると1年4か月程度まで延びる恐れがあるとのことで、仮にお金があってもすぐに購入できない一台に。

おまけに2022年10月には、フルモデルチェンジ後初の一部改良版として発売される予定で、上位グレードは12.3インチフルデジタルメーターが採用され、ディスプレイオーディオも新世代にアップデートされるため、おそらくトヨタのラインナップモデルで最もデジタル化が進んだ一台になるのではないかと考えられます。

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