フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300の駆け込み受注が急増中→2022年6月末で受注一旦停止へ→転売防止の「誓約書」以外に新たな「覚書」にもサインが必要に?

2022-07-06

トヨタ新型ランドクルーザー300に関する覚書の中身をチェックしていこう

ちなみに私がお世話になっているトヨタディーラーでは、以下の内容の覚書にサインを求められます。

新型ランドクルーザー300のご注文内容に関する覚書

この度は、当社にて新型ランドクルーザー300をご購入いただき、まことにありがとうございます。

ご契約頂いた注文内容に関してまして、「車両の仕様」や「販売価格」及び「自動車関連諸税制(自動車税種別割、自動車重量税、自動車税環境性能割、消費税等を含みますが、これらに限られません)」は、ご契約時点におけるものでございますので、車両登録時点におけるものと異なる場合がございます。

従いまして、車両登録時点において、「車両の仕様」や「販売価格」及び「自動車関連諸税制」が変更される可能性があり、ご契約時点と車両登録時点での金額に相違ある場合、登録時点での支払額を再計算の上、お客様と当社の間で精算させていただきます事、予めご了承ください。

尚、本覚書の締結を証するため、本書2通を作成、お客様と当社が各1通を保有します。

以上の内容となりますが、おそらくメーカーから全国のトヨタディーラーにフォーマットが配信されているのだと予想され、このフォーマットをベースに各トヨタディーラーのロゴ追加もしくは一部修正して印刷 → 購入者にサインを要求しているものと予想されます。

こうした内容を見るに、やはり納車がいつになるかわからないため、どのタイミングで価格が上がるのか、どのタイミングで税制が変化するかがわからなくとも、そのときの価格変動によって再計算・精算することに同意する内容となっています。


新型フェアレディZ(RZ34)も、新車購入・契約時に同意書にサインを求められる

ちなみに新型ランクル300の内容に近い覚書は、日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)を新車購入・契約する際にもサインを求められていて、以下の内容に同意することとなっています。

①:注文書に基づいて注文した車両についての仕様やデザイン、納期、販売価格、税制(自動車税/自動車重量税/自動車取得税/消費税等)は、現時点のものであることを理解したうえで注文する

②:どのような理由であれば、本車両の供給が遅れ、これによって販売会社が車両を供給することが不可能となり、注文書にかかる注文がキャンセルされる可能性があることに同意する

③:前項の場合、本車両の後継モデルとなる車両の購入を引き続き希望する場合、当該車両に関する注文書の取り交わしが改めて必要になることを承諾する

④:転売・輸出することを目的に購入しないこと

⑤:車両登録してから半年以内に転売しないこと

⑥:転売・輸出に関する違反を行った場合、もしくはその恐れが有る場合は、注文をキャンセルすること、または日産販売の車両全ての今後の取引(サービスメンテナンス含む)を断られる可能性があることを理解する(つまりは出禁になる)

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