フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンが納車されてからの不満!「ナビGPSの誤認識が目立ってきた」「静電タッチ式スライドドアが反応しない」等

引き続き、ホンダ新型ステップワゴンの不満に感じるポイントを見ていこう

静電タッチ式後席スライドドアハンドルが中々にポンコツ

続いては、世界初の技術となる静電タッチ式スライドドアの反応について。

いわゆる指先のタッチだけで電動後席スライドドアをオープン/クローズできるわけですが、これの反応が納車時から宜しくなく、結果的にドアハンドルを軽く引いて開け閉めすることがほとんど。

最初は目新しい機能として注目されていましたし、世界初というところに競合モデルとの差別化が図られていましたが、世界初といえどもユーザーにとって使いづらいものだったら意味がないですし(それであれば最初から設けない方がコストも抑えられたかもしれない?)、納車されて1か月以上が経過していますが、実際に使用したのは最初の数回程度でした。

おそらく今後も率先して使用することは無いと思います。

ただその一方で、上の画像の様にBピラー内側には、後席スライドドアを開け閉めするためのスイッチが設けられているため、このスイッチ一つで子供でも簡単に開け閉めができるのは非常にありがたい所。

ただ、夜間時だと車内が真っ暗になり、このスイッチの場所が非常に分かりづらいので、バックライトなどが設けられているとより利便性は高いかもしれないですね。


オデッセイの後継となるSPADA PREMIUM LINEはもう少し装備面で頑張ってほしかった

最後はSPADA PREMIUM LINEの装備面について。

新型ステップワゴンは、ホンダのラインナップモデルのなかではフラッグシップミニバンという位置づけになり、特にSPADA PREMIUM LINEはオデッセイ(Odyssey)の後継になるわけですが、そういう立ち位置で考えると「もうちょっと装備面で頑張ってほしかった」と思う所も。

具体的なところで言うと…

◇ステアリングヒーターが装備されていない(ヴェゼルやフィット4の上位グレードでは装備されている)

◇電動パワーシートの設定無し

◇後席ルームランプやスライドドアのランプが非LED

◇ヘッドアップディスプレイ(HUD)が搭載されていない

◇ハイブリッドe:HEVモデルでもアクセサリーコンセントが非搭載(DOP扱い)

◇運転席以外はウインドウオートではない

贅沢な不満要素ではあるものの、やはりフラッグシップミニバンという立ち位置のモデルであることを考えると、新型ステップワゴンはまだまだ課題の残る一台だと思いますし、もしかしたらマイナーチェンジや一部改良に向けての余力残しということも考えられるかもしれませんね。

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