そのスタイルはフルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンクロスオーバー風?アウディが全く新しい新型アクティブスフィアコンセプトのティーザー画像を公開!
クーペもしくはファストバックのハイサイドビークルスタイルはトヨタ新型クラウンクロスオーバーを意識?
2022年8月20日、アウディがピュアEV&自動運転技術の未来を予測した新世代コンセプトモデルの新型アクティブスフィアコンセプト(Audi New Activesphere Concept)のティーザー画像を世界初公開しました。
アウディといえば、2021年8月頃にスカイスフィア(Skysphere)やグランドスフィア(Grandsphere)、そしてアーバンスフィア(Urbansphere)と立て続け3台ものコンセプトカーに関するティーザー画像を公開しましたが、4台目となるアクティブスフィアコンセプトは約1年越しの発表となります。
一体どのようなエクステリアとなるのか?早速チェックしていきましょう。
これまでに無い全く新しいスタイルの新型アクティブスフィアコンセプト
こちらが今回公開されたアウディ新型アクティブスフィアコンセプトのティーザー画像。
ボディスタイルとしては、2ドアような伸びやかなクーペもしくはファストバックスタイルで、ルーフの位置はかなり低めのように感じられますね。
そしてシャープで伸びやかなボディスタイルとは大きく異なる大口径タイヤホイールが装着され、まるでオフロードチックにも見えたり。
更にフロント・リヤフェンダーは無塗装ブラックもしくはグロスブラックのようなオーバーフェンダーらしきものが確認できることから、2ドアもしくは4ドアクーペなどのシャープボディをリフトアップした一台ではないかと予想され、この点はトヨタ新型クラウンクロスオーバー(Toyota New Crown Crossover)を彷彿とさせるものがありますね。
遠すぎず近すぎずの近しいボディスタイルを持つ新型クラウンクロスオーバー
ちなみにこちらが新型クラウンクロスオーバーのサイドビュー。
フロント・リヤフェンダーには、無塗装ブラックの樹脂フェンダーモールが装着され、足もとには21インチの大口径タイヤアルミホイールを装着することでリフトアップ風に見せ、更に4ドアクーペのように見せる一方で、実はボディスタイルの種類としてはクロスオーバーに分類。
これまでのクラウンの常識を覆し、更に王冠ロゴに依存したクラウンではなく、「一目でクラウンとわかるような個性的なエクステリア」に仕上げられているため、個人的にはこういった思い切ったフルモデルチェンジはアリだと考えたり。
もちろん、「こんなのクラウンじゃない」「後輪駆動(FR)を採用しない時点でクラウンは終わった」といった否定的な意見はあるものの、それでも批判を恐れずに前に進み、常に新しいことに挑戦するトヨタの前向きな姿勢は高く評価すべきところだと思います(納期や優先順位に関してはちょっと課題は多いですが…)。
こうした個性的なスタイリングが、今回のアウディの次世代コンセプトモデルでも登場するのは何とも興味深く、直接的な競合モデルにはならなくとも、お互いが意識するような同士になる可能性は十分考えられそう。
フロントグリルも少し確認しづらいですが、どことなくアウディのアイコンにもなっているシングルフレームグリルらしきものが確認でき、ピュアEVモデルともなればグリルレスな特殊なパネルを設けることも考えられそうですね。