フルモデルチェンジ版・スズキ新型ランディの実車を見てきた！トヨタ新型ノアベースでファミリーミニバンとしては十分な装備内容だが、ちょっと物足りない感も

2022-08-28

スズキ新型ランディのインテリアをチェックしていこう

続いて、スズキ新型ランディのインテリアを見ていきましょう。

車内は基本的にオールブラックの一択で、シート表皮もフルファブリックのみの設定になります。

ステアリング形状やステアリングスイッチ、タッチ感なども新型ノア／ヴォクシーと全く同じですが、センターホーンのところにあるエンブレムは”Suzuki”。

メーター系は4.2インチTFTマルチカラーディスプレイ＋アナログ

そしてメーター類を見ていくと、7インチTFTマルチカラーではなく4.2インチの縦型ディスプレイを搭載し、両サイドにはアナログメーリングを搭載。

もうちょっと頑張ってほしかったセンターナビゲーションディスプレイ

そして個人的に残念だったのが、こちらのディスプレイオーディオスペース。

新型ノア／ヴォクシーの場合だと、グレードによってはディスプレイオーディオレス、8インチが標準装備になり、メーカーオプションとして10.5インチディスプレイオーディオPLUSが設定されるのですが、新型ランディの場合は最大7インチの一択。

OEMモデルとはいえ、軽自動車モデルのスペーシアシリーズでも10インチナビゲーションディスプレイを搭載するほどですし、この点はユーザーの満足度としてはちょっともの足りなく感じるところかもしれません。

OEMを除くスズキモデルでは未だ採用されていない電動パーキングブレーキ＆オートブレーキホールド付きなのは有難い

そしてこちらはセンターシフト周り。

ハイブリッドモデルではありますが、パノラミックビューモニター[PVM](床下透過機能付き)の設定が無いため、エレクトロマチックシフトではなくストレートタイプのシフトノブを標準装備。

そしてスズキとしてはある意味初？となる電動パーキングブレーキ＆オートブレーキホールド機能を搭載します。

そしてこちらが2列目キャプテンシート。

しっかりとサイドアームレストは装備されますが、格納式センターテーブルのカップホルダーは4個付ではなく2個付、USBタイプCの設定はありません。

以上が新型ランディの内外装実車インプレッションとなりますが、普段使いのファミリーミニバンとしての商品力としては十分ではありますが、最近の新型車はどんどんと便利機能が増え、快適度も更に高くなっていることを考えると、(とても贅沢なことではありますが)新型ノア／ヴォクシー／ホンダ新型ステップワゴンに比べると、少し物足りない感はあるかもしれません。