遂に来た!(2022年)日産の新型GT-R 50 by Italdesignが中古車サイト・カーセンサーにて販売中!新車価格で約1.4億円…おそらく2億円超えの可能性も?

まさか世界限定50台&イタルデザインとの共同開発モデルがカーセンサーに登場するとは

日産とイタリアのコーチビルダーでお馴染みイタルデザイン(Italdesign)の共同開発によって発表・発売された新型GT-R 50 by Italdesign。

本モデルは、日産GT-R R35 Nismoをベースに特別なカスタム並びにチューニングを施したスペシャル限定モデルで、プレスリリース発表自体は2018年ではあるものの、顧客へとデリバリーがスタートしたのは3年後となる2021年11月と割かし最近なんですね。

その名にもある通り、販売台数は世界限定50台のみで、車両本体価格は990,000ユーロ(日本円に換算して約1.4億円)の超高額モデルですが、何とこのモデルが早くも中古車大手サイト・カーセンサーにて販売されています。

具体的にどのような仕様で販売されているのかチェックしていきましょう。


販売元の「広告塔・宣伝」用として売りに出しているのかもしれない

こちらが今回、中古車サイト・カーセンサーによって販売されている新型GT-R 50 by Italdesign。

ボディカラーはホワイトパール×ブラックルーフの2トーンカラーで、フロントグリル周りはレッドカラーアクセントを追加した特殊な組み合わせ(配色としてはNismoっぽい)。

年式としては2022年式で、走行距離は148kmと若干走られていますが、車検有無が「新車未登録」になっていることから新車であることは明確ではあるものの、もしかするとブガッティ・シロン(Bugatti Chiron)などのように、出荷前評価としてある程度の距離を走らせる必要があるのかもしれませんね。

なお販売元は、鹿児島県鹿児島市を拠点とするオートパンサー本店さん。

既に日本には3台以上の個体が納車されているようだが

まさか日本の中古車サイトにてこんなにも早く売りに出されるとは…と思ったりもしますが、実は日本には既に3台以上のGT-R 50 by Italdesignが納車されているとのことで、場合によっては今後も出品される可能性も考えられそう。

必要なオプションはほぼ全て装備されている?

改めてカーセンサーにて販売されているGT-R 50 by Italdesignをチェックしていきましょう。

出品情報を再度チェックしていくと、どうやら装備内容としては以下の通りで、概ね必要な装備は全て設定されているものと考えられます。

◇可変リアスポイラー

◇レカロ(RECARO)コンビシート

◇アルカンターラステア

◇パドルシフト

◇バックカメラ

◇BOSE製プレミアムサウンドシステム

◇21インチアルミホイール

GT-R 50 by Italdesignも採算度外視のお得モデル?

サイドビューはGT-R R35の面影がしっかりと残る個性的で筋肉質なフォルム。

なおこのボディスタイルは、GT-R R35 Nismoからそのまま流用したわけではなく、プラットフォームは基本的に共有しているものの、よりパワーアップしたパフォーマンスを最大限提供するためクレイモデルから再設計を施しているため、その開発・設計コストは相当にかかっていることが予想されますし、これまでR35が販売されてきた流れの通り、おそらく「売れば売るほど赤字」の採算度外視のモデルだと思われます(レクサスLFAやブガッティ・ヴェイロン/シロンも売れば売るほど赤字だった)。

ちなみにこのモデル、カーセンサーに発表された直後から相当な問い合わせが多いものと考えられ、備考欄には「この車輌につきましてはメールでのお問合わせを承っておりません、お手数ですがお電話にてお問合わせをお願い致します」との注意書きも。

オートパンサー本店さんとしては、企業の広告塔並びに宣伝半分で出品した可能性も考えられますが、世界に僅か50台、日本に僅か数台しか存在しない希少モデルを管理するだけでも十分なPRになっていると思いますし、今後更に注目されることは間違いないでしょうね。

2ページ目:内装はGT-R R35 Nismoからほぼ流用、気になる中古販売価格は?