スズキ新型ソリオ/イグニス/スイフト/三菱デリカD:2にリコール!エンジンの不具合により火災の恐れあり…なおスズキは本モデルを対象に約40万台のリコールを届け出たばかり

スズキは半年ほど前にも、エンジンが再始動できない恐れがあるとして40万台超えの大量リコールを届け出たばかり

なおスズキといえば、エンジンやトランスミッション絡みのリコールが他の自動車メーカーに比べて比較的多い印象で、2022年2月にも、新型ソリオ/スイフト/イグニス/クロスビー/三菱デリカD:2の5車種・計429,431台を対象に大量リコールを届け出たばかり。

具体的な不具合内容としては、エンジンコントローラにおいて制御プログラムが不適切なため、アイドリングストップ後のISG(モーター機能付発電機)による再始動ができなかった場合、スタータモータでのエンジン再始動に切替える保護機能が働かず、自動でエンジンを再始動できないおそれがあるとのことでしたが、先ほどの火災発生の危険性とは異なる内容です。


ハスラーなどのターボ系に関しては、走行不能の恐れあり

そして2022年7月には、一部改良されたばかりとなるスズキ新型ハスラーやOEMモデルのマツダ新型フレアクロスオーバー、スズキ・ワゴンRのターボ系を中心とした3車種・63,108台にも大量リコールが届け出され話題になりましたね。

不具合内容としては、無段変速機(CVT)においてCVTコントローラの制御プログラムが不適切なため、高負荷のキックダウン時等に、変速機構であるスチールベルトが滑り摩耗紛が発生する場合があるとのこと。

そのままの状態で使用を続けると、摩耗紛による油圧調整弁の摺動不良が起こり油圧不良となることで、最悪の場合、走行不能に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

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Reference:Suzuki, Mitsubishi