フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスらしき開発車両が初スパイショットされる!Aピラーは極端に寝かせられ、後席用ドアはC-HRと同じピラーマウント式?

トヨタ新型プリウスは現行(4代目)のデザイン言語やパワトレを踏襲する?

引き続き、トヨタ新型プリウスについてチェックしていきましょう。

フロントマスクもボカシ加工されているため確認しづらいですが、おそらく現行(4代目)からのキープコンセプトだと思われ、ヘッドライトレンズも釣り目でアグレッシブ。

一部のカーメディアの情報によれば、既に中国市場向けに実車が公開されているピュアEVセダンの新型bZ3のようなフロントマスクになる?との噂もあるようですが、今回のスパイショット画像を拝見する限りでは、bZ3に倣うような顔つきには見えず、現行を踏襲したようなイメージが強いのは確か。

ボディサイズはとにかくワイド&ロー

そしてここからは、ある程度詳細な情報が展開されている自動車情報誌ベストカーさんの内容を参考にさせていただくと、どうやらボディサイズは全長4,550mm×全幅1,780mm×全高1,415mmと、現行比で全長-25mm/全幅+20mm/全高-55mmと非常にワイド&ロー。

当初は「全高1,415mmってレクサス新型IS並みでは?」と疑ったりもしましたが、今回愛知県某所にてスパイショットされた開発車両を確認する限りだと、「あれだけシャープに攻めたボディラインであれば、納得できるかも…」と思ってしまう程。


パワートレインは2種類をラインナップ?

via:MagX

そして気になるパワートレインについてですが、これについては次期プリウスPHVも含めると2種類ラインナップされる予定とのことで、ハイブリッド版が排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジン+新世代(第5世代)ハイブリッドシステムを組合わせ、一方のプラグインハイブリッド(PHEV)版は、排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーター+リチウムイオンバッテリーを組み合わせることでパワー不足を感じさせないものに。

なおベストカーさんの報道によれば、将来的に次期プリウスでも1.8L → 2.0Lエンジンにアップデートされる予定だそうで、まずは1.8Lエンジンで様子見をしていくそうです。

この他インテリアについては、新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)では採用されなかった12.3インチのワイドセンターディスプレイが搭載され、新世代Toyota Safety Senseの採用によるオートブレーキの検知機能向上や、プロアクティブドライビングアシスト[PDA]採用などが見られるそうですが、これもおそらくプリウスによる事故を最小限に抑えるためだと予想されます(プリウスの納車台数が非常に多い分、事故率も高いので保険もとにかく高い…)。

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