フルモデルチェンジ版・三菱の新型ASX(日本名:RVR)が世界初公開!パワトレは全5種類で、想像以上に外観はルノー・キャプチャー顔だった件

ルノー・キャプチャーのOEMモデルなので見た目が同じなのはご愛敬

2022年9月21日の日本時間となる午前2時に世界初公開された、三菱のフルモデルチェンジ版・新型ASX(日本名:RVR)。

欧州市場向けのコンパクトSUVとして展開され、2023年3月より販売スタート予定となっています(今のところ日本での市販化の予定は無し)。

基本的にはルノー・キャプチャー(Renault Captur)をベースにした一台とのことですが、想像以上にキャプチャー顔のため、ある意味今までの三菱にはなかった顔つきだと思います(シンプルにキャプチャーのOEMモデルになる)。

三菱曰く、新型ASXにはノンハイブリッドICEとマイルドハイブリッド(MHV)×2種類、ハイブリッド(HEV)、そしてプラグインハイブリッド(PHEV)の計5種類のパワートレインがラインナップされるとのこと。

早速新型ASXの内外装デザインをチェックしていきましょう。


新型ASXのエクステリアとパワートレインはこうなっている

こちらが今回世界初公開された新型ASXのエクステリア。

思っていた以上にルノー・キャプチャー顔で、足もとのフラワースポークのアルミホイールもキャプチャー風(ちょっとホンダ・フィット4クロスターっぽい意匠)。

ちなみにプラットフォームは、キャプチャー同様にルノー・日産・三菱アライアンスのCMF-Bをベースにしていて、パワートレインは以下の通り5種類をラインナップしています。

【(2023年)新型ASXのパワートレイン一覧】

◇排気量1.0L 直列3気筒エンジン[6速MT]:最高出力90hp/最大トルク160Nm

◇排気量1.3L 直列4気筒マイルドハイブリッドエンジン[6速MT]:最高出力138hp/最大トルク260Nm

◇排気量1.3L 直列4気筒マイルドハイブリッドエンジン[7速DCT]:最高出力156hp/最大トルク270Nm

◇排気量1.6L 直列4気筒ハイブリッドエンジン+1.3kWhバッテリー:最高出力141hp/最大トルク148Nm

◇排気量1.6L 直列4気筒PHEVエンジン+10.5kWhバッテリー:最高出力160hp/最大トルク144Nm/バッテリーのみの航続距離47km~49km

新型ASX専用のフロントグリルパターンも採用

改めてフロントマスクをチェックしていきましょう。

フロントエンドの中心には、大きく三菱のエンブレムが貼付され、”フ”の字のメッキ加飾パーツが並ぶ専用グリルパターン(ブラケット形状)は、キャプチャーと差別化している唯一のトリムに。

ヘッドライト意匠を見ていくと、”コ”の字型LEDデイタイムランニングライトはキャプチャー共通ですが、LEDヘッドライトはグレードによって意匠が異なる可能性も高そう。

そしてボディカラーは全6色をラインナップするとのことですが、上の画像のようにブラックルーフの2トーンカラーを設定しているのは上位グレードのみとのこと。

こちらはフロントクォータービュー。

フロントドアパネルには”EV”のバッジが貼付されていることからPHEVグレードだと思われ、トップルーフももちろんブラックにペイント(Aピラーやサイドミラーもブラック)。

フロントフードやサイドパネルなどのプレスラインも独特で、筋肉質なエクステリアもまた魅力的。

なおガソリンモデルやハイブリッド、プラグインハイブリッドでフロントグリル意匠が変更されるモデルもありますが、今回の新型ASXに関しては今のところ不明です。

リヤビューもキャプチャーとほぼ同じデザインに

そしてこちらがリヤビュー。

リヤデザインも見事にキャプチャーベース。

テールランプ意匠からセンターのレタリングバッジ、コンパクトなリヤハッチガラス、水平基調のリフレクター(反射板)も共通。

ただ、キャプチャーの場合は”CAPTUR”の車名バッジが貼付され、その上にルノーのエンブレムバッジが貼付されますが、今回の新型ASXは”MITSUBISHI”のバッジが貼付され、その上部はバックカメラ?を装備、左下に”ASX”、右下に”PHEV”のバッジが貼付されているようですね。

あとはリヤスキッドプレートがシルバーではなくブラックで引き締めているところはグッド。

2ページ目:新型ASXのインテリアもキャプチャーとほぼ同じレイアウト?

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