トヨタ新型GR86のチーフエンジニアが言及「これ以上のGRモデル追加計画は今のところ無い」。あわせて新型GR86の早期生産終了説がカーメディアからも浮上?
2022年9月21日に受注一旦停止となったトヨタ新型GR86→話が拡大して「生産終了説」まで浮上しているが?
そしてこちらも何かと話題の尽きないトヨタ新型GR86の生産終了説について。
前回当ブログでは、2022年9月21日時点で新型GR86の受注が一旦ストップしていることをお伝えし、2023年分の受注枠が埋まってしまい、2024年モデルに向けた年次改良(アプライドC型)の準備のための受注ストップではないか?と予想していたものの、一部SNSでは「2022年9月の受注停止に合わせて生産終了」という情報が拡散され大きな話題となりました。
いつもお世話になっているトヨタディーラーでも、「メーカーからは受注一旦終了のアナウンスは頂いているものの、生産終了のアナウンスは入っていない」とのことだったので、さすがに2021年10月に発売されて1年しか経過していないのに、こんなにも早く生産終了はあり得るのだろうか?と疑問に思うのは当然。
「新型GR86の生産終了説を否定せず?」と国内カーメディアが報道
しかしながら、今回の一件について国内自動車情報誌ベストカーさんが新たな記事を公開しており、その内容も「GR86の生産終了を否定せず」という衝撃的な内容。
具体的にどういうことなのかというと、どうやらベストカーさんはトヨタ広報部(正確にはGR広報部)に問い合わせをしており、その際に広報部からいただいた回答が以下の通りだったそうです。
回答①(受注の現状):全世界的な半導体不足による生産影響により、商品改良時期までに現行車両の納車が間に合わない可能性があるため、アルファード、ヴェルファイア、RAV4、GRヤリス同様に全社の販売店に対して店舗ごとの受注可能台数を提示させていただいている状況です。
回答②(GR86の生産終了について):将来の商品計画にかかわるため回答を控えさせていただきたい。
via:ベストカー
広報部からの回答内容はマニュアル的なものに感じられるため、メーカーが正式なプレスリリースを公表していないなかで、具体的な回答を差し控えるのは至極当然と言えば当然なのですが、特に②の回答内容に関して「生産終了の可能性もあるかもしれないし、終了しないかもしれない」という見方ができるのも当然。
ちなみに私がお世話になっているトヨタディーラーにて取材させていただいたところ、トヨタディーラーにも数多くの問い合わせがあったそうで、実際にメーカーにも問い合わせてみたそうですが、やはり具体的な回答は得られなかったとのこと。
トヨタが具体的な回答を差し控える目的は不明ながら、もしかすると何かしらのサプライズがあるのでは?という見方も無きにしも非ずですし、今後「アプライドC型に向けた年次改良を準備している」といった回答を出す可能性もありますから、今はまずメーカーからの回答を待つと同時に、既に抱えているバックオーダー分を早期的に捌けるよう見届けることしかできないのが現状だと思います。