フルモデルチェンジ版・レクサス新型LX600が納車されて2か月が経過!走行距離は1,000km突破…走りや機能性など気になるポイントは?そして新型NX350h F SPORTももうすぐ納車後10か月に

引き続き、レクサス新型LX600の納車後2か月インプレッションをチェック!

新型LX600の加速の立ち上がりは意外と悪くない

続いて、レクサス新型LX600の走りについてもチェックしていきましょう。

先代LX570のようにV型8気筒自然吸気エンジンを廃止とし、排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載することで、排気量6.0L相当のパワーを誇ることからLX600という名がついたわけですが、これはあくまでも個人的な感覚に過ぎないものの「6.0L相当の力強い走りがあるのだろうか?」と云われると甚だ疑問で、まだ同じ3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載するフラッグシップセダンのLS500の方がアクセルレスポンスや立ち上がりのトルクフルな走りは上。

とはいえ、普段の街乗りや大通りでの流れに合わせた走り、そして高速道路での合流車線での加速など、こういった日常の場面での使い勝手という面では特に不満を感じるものは無く、「これだけのサイズ感でトルクモリモリで引っ張ってくれるのは凄い」と感じさせるものがあります。

ただ単純に、「LX600」と名乗るだけのパワー・トルクがあるのかどうか?と云われると「コレジャナイ感」はありますが、シンプルにLXというモデルを楽しむという意味では十分な加速感が得られていると考えています。


新型NX350h F SPORTももうすぐ納車後10か月が経過

そしてもう一つブログのタイトルにもある通り、2021年12月に私に納車されてレクサス新型NX350h F SPORTももうすぐ10か月が経過する予定で、走行距離も2,000kmを突破。

改めて見惚れるようなエクステリアと、先代に比べて剛性を大幅に高めたシャシー性能により、サブコンパクトSUVを走らせているというよりも、重心低めのステーションワゴンもしくはセダンを駆っているかのような錯覚にもなりやすいほどに完成度が高く、まだまだこのモデルは所有していこうと考えています。

ただこのモデルの最大の欠点は、そのあまりにも長すぎる「納期」で、納車待ちのユーザーが不安に思うほどに全く納車が進んでいないということ。

バックオーダー3万台以上に対して、2022年10月時点で全体の何%がユーザー向けに納車されているのかも明確になっておらず、情報がどんどんとブラックボックス化してユーザーの不安が増しているのも事実ですし、まずは一刻も早く部品不足?や半導体不足?、そして円安の影響による輸出優先?といった問題が解消されることを願うばかりです。

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