フルモデルチェンジ版・レクサス新型NX350h F SPORTが納車されて10か月が経過!個人的意見だが見た目やバランス共に新型RXよりもカッコいいと考えている

レクサス新型NXは「王道であり攻撃的」、新型RXは「新たな挑戦」だと考えている

これはあくまでも私の勝手な印象になりますが、レクサス新型NXはこれまでのレクサスの集大成であるスピンドルグリルや、シャープ且つ精悍なヘッドライト意匠を上手く持ち合わせた「王道&攻撃的」なデザインだと考えていて、過去レクサスのブランドイメージの一つにあった”ラグジュアリー”という保守的な考えを破壊したレクサスの原点でもあると思うんですね。

その筆頭に挙げられるのがスピンドルグリルであり、今では定番且つ人気グレードとなったF SPORTの存在。

レクサスの人気グレード=F SPORTと納得させてくれるようなまとまりのあるレイアウトに加え、これもレクサスのアイコンでもあるL字(アロー)型LEDデイタイムランニンライトと小型三眼LEDヘッドライト(厳密には四眼)を装備しているのもポイント。

そしてスポーティなヴィジュアルを重視したF SPORTだからこそ実現できるブラックの面積を拡大したエアインテークなど、ボディカラーとのメリハリをしっかりと付けた抑揚と凹凸を設ける複雑なテイストは「国産車とは思えない」仕上がりで、今でも日本製のSUV/セダンなどでレクサスを超えるようなデザイン言語は存在していないとも考えています。

それぐらい新型NXの完成度、まとまり、そして見るものや納車待ちのユーザー、納車されたオーナーに高い満足度を与えてくれるような仕上がりだからこそ、このモデルが長納期化するのも納得できますし(とは後だしで延び延びになるのは歓迎できないですが…)、サブコンパクトSUVとはいば、レクサスブランドでバックオーダー35,000台以上を獲得するのも新型NXだからこそなのかも。

それだけこのモデルをひたすらに待つ価値のあるモデルだとは思いますが、昨今賑わせている中古車市場にて、1,000近くのプレミア価値が付けられていますが、そこまでの金額を支払う価値のある車ではないと考えているため、あくまでも私の中では自身が新車価格で購入して納得できる商品力だと考えています。


新型RXは発表直後から様々な意見が見られるが?

そして2022年11月にいよいよ発表されるフルモデルチェンジ版・新型RXですが、こちらはこれまでのレクサスのデザイン言語を踏襲しながらも、スピンドルボディと呼ばれる新たなデザイン言語で勝負する、いわばレクサスの更なるチャレンジモデル。

ノーズのバンパーデザインはトヨタ新型カローラクロス(New Crolla Cross)を彷彿とさせながらも、ブラックアウトされたグリル周りはトヨタのキーンルックデザインで、レクサスのスピンドルグリルを脱却するかのような攻めっぷり。

こういった新たな挑戦は、必ず外野から批判的な声が集中するため、どうしても「レクサスは終わった」「新型RXは売れない」「こんな車買わない」といったネガティブな意見も散見されますが、それだけ注目を集めているモデルだと思いますし、なんやかんやで新型NXと同等か、それ以上の大人気モデルになることは間違いないと考えています。

ただ売れる売れないに関係なく、シンプルに個人の好みで考えたとき、新型RXはNXほどのスポーティさがあるか?と言われるとちょっと微妙なところで(もちろんカッコいいです)、どこかレクサスの思い切りの良さが閉じ込められてしまったかのような雰囲気にも見えたり…

あくまでもまだ画像での印象なので、実車を見たら印象は変わると思いますが、「新型RXも欲しい人にしっかりと届けられるモデルであってほしい…」まずはそう願う一台だと考えています。

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Reference:Toyota