【価格は276.7万円から】(2023年)一部改良版・マツダ新型CX-5が2022年10月14日に世界初公開!新色追加&ユーティリティ向上で最大9.4万円値上げに

今回の一部改良は、材料費高騰などの影響もあって更に高く感じるかもしれない

マツダの人気ミドルサイズSUVモデルとなるCX-5が、2022年10月14日に一部改良版として新しく発表され、同年11月中旬頃に発売を予定しています。

今回の一部改良は、2021年11月に実施されたビッグマイナーチェンジに比べると変更ポイントは少なく、ボディカラーの追加やユーティリティ関係のアップデート(使い勝手や利便性を向上)、標準装備からメーカーオプションに変更、そして他のモデル同様に昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足、更には昨今の世界情勢の影響による材料費高騰の影響により、車両本体価格も高くなっています。

当ブログでは、新型CX-5の一部改良に関する情報は公開済ですが、内容おさらいとグレード別価格帯含めてチェックしていきたいと思います。


(2023年)新型CX-5の一部改良・変更内容はこうなっている

まずは新型CX-5の一部改良・変更内容をチェックしていきましょう。

基本的に内外装デザインの変更や、ディスプレイオーディオのサイズアップ、インストルメントクラスターのフルデジタル化といったアップデートは無く、あくまでもボディカラーの追加とユーティリティ関係の追加、そして快適装備の追加に限定されます。

【(2023年)新型CX-5の一部改良・変更内容一覧】

◇車両本体価格の値上げ(約3万円~約9万円)

◇ボディカラー「ロジウムホワイトメタリック」を追加

◇ボディカラー「スノーフレークホワイトパール」を廃止

◇ハンズフリーパワーテールゲートを全グレードメーカーオプションに変更

◇ワイヤレスApple CarPlayを採用

◇USB Type-C端子を追加

◇Field Journeyに19インチアルミホイールをメーカーオプション設定

ハンズフリーパワーテールゲートをメーカーオプションにしたのは価格アップ幅を抑えるため?

上の項目にてハンズフリーパワーテールゲートを全メーカーオプションに変更したのも、車両本体価格の上がり幅を最小限に抑えたかったからかもしれず、仮にハンズフリーパワーテールゲートが標準装備だった場合、更に+77,000円アップだったわけですから、価格アップ幅も+17万円程だった可能性も高そう(個人的にCX-5はコスパの高いミドルサイズSUVと考えているだけに、今回の値上げにより、そのインパクトが薄れるのでは?とも懸念している)。

あとは、同じ材料費高騰を理由に値上げした一部改良版・新型MAZDA3/CX-30も、MAXでの値上げ幅が66,000円だったので、この値上げ幅よりも大きすぎないためにも、ハンズフリーパワーテールゲートをメーカーオプションにした?ということも考えられそう(あくまでも私の勝手な推測ですが…)。

あとは今回の一部改良にて、これまで17インチアルミホイールが標準装備だったフィールドジャーニー(Field Journey)でしたが、19インチアルミホイール(切削光輝+ブラックメタリック塗装)が選択できるようになったのも大きなポイントだと考えています。

オフロード&アクティブ志向のフィールドジャーニーといえども、やはり都会派&スポーティなスポーツアピアランス(Sport Appearance)チックな大口径ホイールを求めている方も多かったと思いますし、そういった要望をに対応するマツダのフレキシブル性の高さも高く評価すべきだと思います。

2022年9月15日に発売されたばかりとなる新型CX-60も、ユーザー向け車両の納車前から「カタメでハード」な乗り心地が多く指摘されていて、その結果として早期的にリコールで対応していたことを考えると、マツダはユーザー評価を強く意識していることも確認できますから、新型CX-5の改良もまだまだ隠れたところでユーザーの声を反映させているところがあるのかもしれませんね。

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